分類概要

生化学用緩衝剤

生体成分の分離・精製や組織培養を行なうにあたって、溶液内の pH をー定に保つ必要がある。適当な弱酸とその共役塩基の混合溶液が pH 緩衝液として利用される。陸生生物の生体成分の pH は普通 6.5~7.5 で、海生生物とくに海藻類は pH 8 程度であるから、生化学用途としては pH 6~8 の範囲を緩衝できるものでなければならない。Good らは生化学緩衝剤としての望ましい条件を考慮して、Zwitter ion 構造をもつ各種のアミノエタンスルホン酸、アミノプロパンスルホン酸誘導体を合成し、その有用性を明らかにした。これらは次に示すような特長をもっている。

1)水に良く溶け、濃厚な緩衝液が作成できる。
2)生体膜を透過しにくい。
3)酸解離平衡が濃度、温度、イオン組成の影響を受けにくい。
4)金属イオンとの錯形成能が小さい。
5)化学的に安定で、再結晶による高純度精製が可能。
6)可視、紫外部に吸収を持たないために、目的成分の検出が容易である。

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