03 分子生物学関連試薬
13 生化学用緩衝剤

HEPES 分子生物学用

HEPES 分子生物学用

生化学用緩衝剤: pH 6.8 - 8.2

  • 製品コード
    GB70  HEPES 分子生物学用
  • CAS番号
    7365-45-9
  • 化学名
    2-[4-(2-Hydroxyethyl)-1-piperazinyl]ethanesulfonic acid
  • 分子式・分子量
    C8H18N2O4S=238.31
容 量 メーカー希望
小売価格
富士フイルム
和光純薬
20 g ¥2,900 340-08233
100 g ¥11,200 344-08231
500 g ¥40,300 346-08235

【別名】
2-[4-(2-ヒドロキシエチル)-1-ピペラジニル]エタンスルホン酸、N-(2-ヒドロキシエチル)ピペラジン-N′-(2-エタンスルホン酸)、4-(2-ヒドロキシエチル)ピペラジン-1-エタンスルホン酸

性質

HEPESはグッド緩衝剤(Good's buffer:グッドバッファー)の一つで、その中でも代表的な緩衝剤である。細胞培養、組織培養など生化学分野で広く使用されている。しかし、分子生物学用として使用する上ではDNase free,RNase freeなど、より厳密な品質を求められる。

HEPES分子学用はDNase,RNase試験(不検出)、エンドトキシン試験(試験適合)を行なっており、かつ純度99.7%以上を保証したものである。水によく溶け、2.25 mol/l(0℃)で飽和する。有機溶媒にはほとんど溶けない。pKa=7.55、pH6.8~8.2の緩衝液を作るのに適する。

一般規格の製品をご要望の場合には、同仁コード:GB10 HEPESをご覧いただきたい。

技術情報

溶解例

11.92 g/50 ml(水)

よくある質問

Q

試薬が容器内で固まっていますが、品質に影響はありますか?

A

品質に問題はございません。保存期間中に吸湿等の要因で固まる場合がありますので、金属製の薬さじ等を用いて固まりを崩してご使用ください。
なお、容器を振って固まりを崩すと、固まりで容器の内側が削られて、水に溶解した際に不溶物として混入する可能性がありますので、ご注意ください。

取扱条件

規格
性状: 本品は、白色結晶性粉末で水に溶ける。
純度(滴定): 99.7% 以上
水溶状: 試験適合 0.025 以下(320 nm)
乾燥減量(110℃): 0.20% 以下
強熱残分(硫酸塩): 0.10% 以下
重金属(Pbとして): 0.0005% 以下
鉄(Fe): 0.0005% 以下
RNase: 不検出
DNase: 不検出
エンドトキシン: 試験適合
IRスペクトル: 試験適合
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