01 細胞増殖/細胞毒性測定用試薬
13 生化学用緩衝剤

HEPES

HEPES

生化学用緩衝剤

  • 製品コード
    GB10  HEPES
  • CAS番号
    7365-45-9
  • 化学名
    2-[4-(2-Hydroxyethyl)-1-piperazinyl]ethanesulfonic acid
  • 分子式・分子量
    C8H18N2O4S=238.31
容 量 本体価格 富士フイルム
和光純薬
25 g ¥2,600 348-01372
100 g ¥6,600 346-01373
250 g ¥14,400 340-01371
500 g ¥23,600 342-01375
1 kg ¥45,600 340-01376

性質

水によく溶け、2.25 mol/L(0℃)で飽和する。有機溶媒にはほとんど溶けない。pKa=7.55、pH6.8~8.2の緩衝液を作るのに適する。
HEPESはグッド緩衝剤(Good's buffer:グットバッファー)の一つで、その中でも代表的な緩衝剤である。細胞培養、組織培養など生化学分野で広く使用されている。

技術情報

溶解例

11.92 g/50 mL(水)

よくある質問

Q

Good's Buffersの特長は何ですか?

A

-Good’s Buffer特長-

1)水に良く溶け、濃厚な緩衝液が作成できる
2)生体膜を透過しにくい
3)酸解離平衡が濃度、温度、イオン組成の影響を受けにくい
4)金属イオンとの錯形成能が小さい
5)化学的に安定で、再結晶による高純度精製が可能
6)可視、紫外部に吸収を持たないために、目的成分の検出が容易


最適pH範囲がそれぞれ異なりますので、目的のpHのものをご使用ください。

Q

温度によりpHは変化しますか?

A

 変化します。温度が上がるほどpHは下がります。

下記にデータを示しますが、濃度によって変化の値は変わります。


0.1mol/Lで調製した緩衝液(HEPES)の温度とpHの変化です。
Temp(℃)pH
14.2   7.30
15.1   7.28
16.9   7.26
18.9   7.24
20.9   7.22
22.8   7.21
24.9   7.19
26.2   7.17
28.8   7.15
29.9   7.13
30.8   7.12
32.4   7.10
33.7   7.08
34.2   7.07
35.2   7.06
36.0   7.05
36.4   7.04
48.8   6.87
67.0   6.70

Q

HEPESの調製方法を教えてください。

A

<試薬>
①0.1 mol/L HEPES 溶液
 HEPES 23.831 gを純水300~400 mLに完全に溶解した後、
 純水で全容1000 mLとする。

②0.1 mol/L NaOH溶液
 NaOH 4gを純水200~300 mLに溶解した後、
 純水で全容1000 mlとする。


<pH調製>
①液25 mL に②液をそれぞれ加えると下記のpH(20℃)が得られる。

*希望の濃度やpHに調製する際はpHメーターを用いてください。
*緩衝液中にNaを入れたくない場合は、KOHなどをご使用下さい。

*プロトコル集にも「Good's buffer調整法」としてpdfファイルがございます。

取扱条件

規格
性状: 本品は、白色結晶性粉末で水に溶ける。
純度(滴定): 99.0% 以上
水溶状: 試験適合 0.025 以下(320 nm)
乾燥減量(110℃): 0.20% 以下
強熱残分(硫酸塩): 0.10% 以下
重金属(Pbとして): 0.0005% 以下
鉄(Fe): 0.0005% 以下
IRスペクトル: 試験適合
取扱条件

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