01 細胞増殖/細胞毒性測定用試薬

Glucose Assay Kit-WST

Glucose Assay Kit-WST

グルコース代謝測定キット

  • 製品コード
    G264  Glucose Assay Kit-WST
容 量 本体価格
50 tests ¥18,000
200 tests ¥38,000
キット内容
50 tests ・Dye Mixture
・Glucose Standard
・Enzyme
・Assay Buffer
・Reconstitution Buffer
×1
150 μl×1
×1
3.5 ml×1
350 μl×1
200 tests ・Dye Mixture
・Glucose Standard
・Enzyme
・Assay Buffer
・Reconstitution Buffer
×1
600 μl×1
×1
14 ml×1
1.4 ml×1

性 質

Glucose Assay Kit-WST は、エネルギー代謝基質であるグルコースを定量(下限値: 0.02 mmol/l )することができます。 96 ウェルマイクロプレートに対応しているため多検体測定が可能です。
グルコースは、生体のエネルギー源として最も重要な物質であり、主要なエネルギー代謝指標の1つです。近年では糖尿病や肥満研究における糖代謝の指標としてだけでなく、がん研究においても、細胞内代謝の変化を確認するための指標として、乳酸と一緒によく測定されています。

マニュアル

Glucose Assay Kit-WST の使い方

はじめての抗体標識プロトコル

死細胞数を測りたい(吸光測定)

Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST を用いた細胞毒性試験の例を紹介

お役立ち情報

技術情報

グルコースの検出原理

本キットは、グルコース量に応じ発色したWSTホルマザンを吸光度測定することで、細胞培養液や細胞内のグルコースを検出することができます。またキットにはグルコース標準液が含まれており、標準曲線を作成しサンプル中のグルコース濃度を定量することができます。

技術や使用製品に関する補足

学会発表ポスター

WSTを用いた細胞の代謝解析

測定操作

培養上清または組織・細胞の破砕液をプレートに添加し、試薬を加えてインキュベートするだけの簡単操作です。

 

 

技術や使用製品に関する補足

 

 

検量線の作成例

本キットのGlucose Standardを用い作成した検量線からサンプル中のグルコース濃度を求めることができます。グルコース濃度が0.5 mmol/L以上の場合は、サンプルを希釈することで評価いただけます。



 

グルコース及び乳酸の測定例

グルコーストランスポーター阻害剤である Phloretin をJurkat 細胞に加えた際の代謝活性の変化をGlucose Assay Kit-WST 及びLactate Assay Kit-WST にて確認しました。

技術や使用製品に関する補足

本キット使用時の注意点:細胞数の補正をお勧めします。

マイクロプレートを用いた細胞の解析では、得られる結果がウェル中の細胞数によって変化する場合があります。その際には、細胞数のカウントやトータルタンパク質量の確認により、得られた測定値の補正(ノーマライゼーション)が必要となります。本キットでは、試薬を細胞培養液に添加するだけで、細胞内の核を染色し得られる蛍光強度から、細胞数を簡便に評価することができます。
細胞数ノーマライゼーションキットはこちらから

参考文献

参考文献を表示する

1) M. Shinohara, Y. Tashiro, M. Shinohara, J. Hirokawa, K. Suzuki, M. O. Takeya, M. Mukouzono, S. Takeda, T. Saito, A. Fukumori, T. C. Saido, R. Morishita and N. Sato, "Increased levels of Aβ42 decrease the lifespan of ob/ob mice with dysregulation of microglia and astrocytes”, FASEB J., 2019,DOI: 10.1096/fj.201901028RR

2) K. Yamanaka, Y. Hamano and T. Oikawa, "Enhancement of metabolic flux toward ε-poly-l-lysine biosynthesis by targeted inactivation of concomitant polyene macrolide biosynthesis in Streptomyces albulus.”, J. Biosci. Bioeng., 2020,DOI: 10.1016/j.jbiosc.2019.12.002

3) K. Ohshima, S. Nojima, S. Tahara, M. Kurashige, K. Kawasaki, Y. Hori, M. Taniguchi, Y. Umakoshi, D. Okuzaki, N. Wada, J. Ikeda, E. Fukusaki and E. Morii, "Serine racemase enhances growth of colorectal cancer by producing pyruvate from serine”, Nat Metab, 20202(1), 81.

よくある質問

Q

測定可能なサンプル数を教えて下さい。

A

検量線の作成およびサンプルの測定をそれぞれn=3で行った場合、下記表に記載のサンプル数を測定頂けます。


※検量線作成:8点(0, 0.00785, 0.0157, 0.0313, 0.0625, 0.125, 0.25, 0.5 mmol/l)をn=3で評価。


Glucose standard solutionとサンプルのレイアウト例(n=3)

Q

2-Deoxy-D-glucoseも検出されますか?

A

本キットでは、2-Deoxy-D-glucoseもグルコースとして検出されます。

Q

450 nm以外の吸収フィルターで測定できますか?

A

490 nmのフィルターでも使用できます。
ただし、吸光度の値は450 nmで測定した場合よりも低くなります。

Q

L-Glucoseの測定はできますか?

A

本製品はβ-D-Glucose測定用となりますので、L-Glucoseの測定はできません。

Q

Working solutionはどのくらい安定ですか?

A

Working solutionは保存できないので、用時調製して下さい。
Working solutionは光に不安定なため、調製後は遮光して下さい。遮光下室温にて4時間安定です。
(Working solutionを光に暴露させると溶液の色が赤色から橙色に変化し、バックグラウンドが上昇します)

Q

還元物質を含むサンプルは測定できますか?

A

サンプル中に還元性の物質が含まれると、色素(WST)が誤発色して正確なグルコース濃度を測定できません。
還元性を持つ薬剤を培地に添加して実験を行う場合は、バックグラウンドコントロールとして「細胞を含まない培地」+「薬剤のみ」を同時に評価し、検量線およびサンプルの吸光度から試薬ブランクとして差し引いてください。

Q

細胞内のグルコース量は測定できますか?

A

下記のサンプル調製手順を参照ください。

(1) 細胞(1×105 cells)を1.5 mlマイクロチューブに回収する。
   ※検出下限(0.02 mmol/l)以上で検出する必要があるため、細胞種により検討が必要です。
   ※HepG2細胞およびJurkat細胞での測定実績を下記図に示しておりますので参照ください。
(2) 300 x gで5分間遠心し、上澄みを除去する。
(3) 冷PBS 300 μlを加えピペッティング後、300 x gで5分間遠心し上澄みを除去する。
(4) 0.1% Triton-X水溶液 250 μlを加え、ピペッティングにより細胞を溶解する。
   ※細胞溶解液にSDSを含むと発色に影響を与えます。SDSの使用は避けて下さい。
(5) 12,000 x gで5分間遠心し、上澄みを測定サンプルとして使用する。
  その後、キット付属の取扱説明書に従い、グルコース濃度を測定する。

 

Q

発色反応が進まない場合の原因を教えて下さい。

A

測定試料に含まれるグルコース濃度が、0.02 mmol/lより低い可能性があります。
グルコース濃度が0.02 mmol/l以下の測定試料は本キットでは定量できませんので、LC-MSなど他の方法をご検討下さい。
なお、測定試料を希釈している場合は、希釈倍率を下げ、グルコース濃度を定量可能範囲以上に調整してください。

取扱条件

取扱条件
1.保存方法:冷蔵,遮光, 2.吸湿注意

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