Lactate Assay Kit-WST

Lactate Assay Kit-WST

乳酸測定キット

  • 製品コード
    L256  Lactate Assay Kit-WST
容 量 本体価格
50 tests ¥29,000
200 tests ¥68,000
キット内容
50 tests ・Dye Mixture
・Lactate Standard
・Enzyme Solution
・Assay Buffer
・Reconstitution Buffer
x1
150 μL x1
12 μL x1
5.5 mL x1
550 μL x1
200 tests ・Dye Mixture
・Lactate Standard
・Enzyme Solution
・Assay Buffer
・Reconstitution Buffer
x1
600 μL x1
48 μL x1
11 mL x2
2.2 mL x1

性質

Lactate Assay Kit-WST は、解糖系の代謝産物である乳酸を定量(下限値: 0.02 mmol/L )することができます。96 ウェルマイクロプレートに対応しているため多検体測定が可能です。乳酸の定量は、細胞内代謝経路の変化をモニタリングするためのマーカーの1つとしてがん研究分野では広く使われていますが、最近では幹細胞の分化や糖尿病研究においても乳酸を指標とした評価の報告が増えています。

マニュアル

Lactate Assay Kit-WST の使い方

はじめての抗体標識プロトコル

死細胞数を測りたい(吸光測定)

Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST を用いた細胞毒性試験の例を紹介

お役立ち情報

技術情報

乳酸の検出原理

本キットは、乳酸量に応じ発色したWSTホルマザンを吸光度測定することで、細胞培養液や細胞内の乳酸を検出することができます。またキットには乳酸(Lactate)標準液が含まれており、標準曲線を作成しサンプル中の乳酸濃度を定量することができます。

細胞内代謝活性の測定

培養上清または組織・細胞の破砕液をプレートに添加し、試薬を加えてインキュベートするだけの簡単操作です。

試薬の高い安定性

各社のStock Solutionの保存安定性と保存期間を比較

検量線の作成例

本キットのLactate Standardを用い作成した検量線からサンプル中の乳酸濃度を求めることができます。乳酸濃度が1 mmol/L以上の場合は、サンプルを希釈することで評価いただけます。

グルコース及び乳酸の測定例

グルコーストランスポーター阻害剤である Phloretin をJurkat 細胞に加えた際の代謝活性の変化をGlucose Assay Kit-WST 及びLactate Assay Kit-WST にて確認しました。

技術や使用製品に関する補足

本キット使用時の注意点:細胞数の補正をお勧めします。

マイクロプレートを用いた細胞の解析では、得られる結果がウェル中の細胞数によって変化する場合があります。その際には、細胞数のカウントやトータルタンパク質量の確認により、得られた測定値の補正(ノーマライゼーション)が必要となります。本キットでは、試薬を細胞培養液に添加するだけで、細胞内の核を染色し得られる蛍光強度から、細胞数を簡便に評価することができます。
細胞数ノーマライゼーションキットはこちらから

よくある質問

Q

D-Lactateの定量はできますか?

A

本製品はL-Lactate定量用となりますので、D-Lactateの定量はできません。

Q

Working solutionはどのくらい安定ですか

A

Working solutionは保存できないので、用時調製して下さい。
Working Solutionは光に不安定なため、調製後は遮光して下さい。遮光下室温にて4時間安定です。
(Working solutionを光に暴露させると溶液の色が赤色から橙色に変化し、バックグラウンドが上昇します)

Q

還元物質を含むサンプルは測定できますか?

A

サンプル中に還元性を持つ物質が含まれていると、色素WSTが誤発色して正確な乳酸濃度の定量ができません。
培地に、還元性を持つ薬剤等を添加して実験を行う場合、バックグラウンドコントロールとして「細胞を含まない培地」+「薬剤のみ」を同時に評価し、検量線およびサンプルの吸光度から試薬ブランクとして差し引いてください。
 

Q

細胞内の乳酸を定量する場合のプロトコルを教えて下さい。

A

下記のプロトコルを参照ください。
(1) 細胞(1×105 cells ※1)をマイクロチューブに回収する。
(2) 300×gで2分間遠心し、上澄みを除去する。
(3) 冷PBSを300 µL加え、ピペッティングにより懸濁後、300×gで2分間遠心し、上澄みを除去する。
(4) 細胞溶解液※2(0.1% Triton-X)を300 µL加え、1分間ボルテックスし細胞溶解液とする。
(5) 8000×gで5分間遠心し、上澄みを回収する。
(6) 操作(5)の溶液を限外ろ過膜フィルター(分画分子量:10K)で除タンパク処理※3し、測定サンプルとする。

※1 HeLa細胞の場合、0.02 mmol/l以上の乳酸を検出するためには1×105 cells以上の細胞が必要。
※2 細胞溶解液にSDSを含むと発色を阻害するため、SDSを含むバッファーは使用を避ける。
※3 内在性のLactate dehydrogenase (LDH)はバックグラウンドの原因となるため、除タンパク処理によりLDHを除去する。

Q

1キットあたり測定可能なサンプル数を教えて下さい

A

検量線の作成およびサンプルの測定をそれぞれn=3で行った場合、下記表に記載のサンプル数を測定できます。

  50 tests 200 tests

サンプル数

(n=3で評価時)

8 サンプル

(下図参照)

48 サンプル

(検量線を2回測定時)

※検量線作成:8点(0, 0.0157, 0.0313, 0.0625, 0.125, 0.25, 0.5, 1 mmol/L)をn:3で評価。

 

Lactate standard solutionとサンプルのレイアウト例(n=3)

 

Q

450 nm以外の吸収フィルターで測定できますか?

A

490 nmのフィルターでも使用できます。
ただし、吸光度の値は450 nmで測定した場合よりも低くなります。

Q

サンプルを加えたウェルで発色しないのですが、何故ですか?

A

サンプル中の乳酸濃度が検出限界(0.02 mmol/L)より低濃度の可能性があります。
乳酸濃度が0.02 mmol/L以下の測定試料は本キットでは定量できませんので、LC-MSなど他の方法をご検討下さい。
もし測定試料を希釈している場合は、希釈後の測定試料に含まれる乳酸濃度が0.02 mmol/Lより低い可能性があります。
希釈倍率を下げ、測定試料の濃度を定量可能範囲以上に調整してください。

取扱条件

取扱条件
1.保存方法:冷蔵,遮光

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