08 ラベル化剤

Ab-10 Rapid Peroxidase Labeling Kit

Ab-10 Rapid Peroxidase Labeling Kit

抗体標識キット

  • 初めてHRP標識をする
  • 少量で試してみたい
  • 簡単な操作で短時間で標識したい
  • ELISAを組みたい
  • 製品コード
    LK33  Ab-10 Rapid Peroxidase Labeling Kit
容 量 メーカー希望
小売価格
富士フイルム
和光純薬
3 samples ¥21,600 340-91861
サンプル量 10 µg(IgG)
所要時間 30分以内
標識部位 -NH2
検出方法 顕微鏡・ウエスタンブロット・プレートリーダー
基質 TMB, DAB等

キット内容
3 samples ・Reactive Peroxidase
・Reaction Buffer
・Stop Solution
3
100 μl ×1
100 μl ×1

性質

Ab-10 Rapid Peroxidase Labeling Kitは、10 μgの抗体にペルオキシダーゼを30分以内に標識するためのキットです。Reactive Peroxidaseは、活性エステル基を導入したペルオキシダーゼであり、抗体と混合するだけで安定な共有結合を形成します。本キットには標識に必要なすべての試薬が含まれています。

開発元 Dojindo Molecular Technologies, Inc.

技術情報

特長

1) 少量抗体 (10 μg) でペルオキシダーゼ標識抗体を調製できる。
2) 抗体と混ぜるだけで標識できる。
3) 30分以内に標識できる。

ご検討前に必ずご確認下さい

※    本製品の標識操作により、抗体中のアミノ基に標識体が結合します。そのため抗体によっては抗原認識能が失われる場合がございます。
       ご不明な点がありましたら小社カスタマーサポートへお問合せ下さい。
※    抗体サンプル中の添加剤によっては標識に影響を与えることがあります。詳しくは取扱説明書 にてご確認ください。
        ご注意:容量別で取扱説明書が違うため、お使いの製品容量をご確認ください。

30分間標識プロトコル

お手持ちの抗体(IgG)を標識剤の入ったチューブに添加し、10分間の反応と反応停止操作により簡便に標識抗体を得ることができます。

Step 1.    10 μgの抗体およびReaction Buffer を標識試薬の入ったチューブに添加
Step 2.    10 分の標識反応により、抗体中のアミノ基に蛍光色素または酵素を標識
Step 3.    Stop Solution 添加後、10 分間のインキュベーションで反応を停止

少量IgG(10 μg)のアミノ基へ標識

Peroxidase(POD)標識抗体での検出例

POD標識抗ミトコンドリア抗体を固定化後のHela細胞に添加し免疫反応後、DAB[code:D006]によりミトコンドリアを染色

参考文献

参考文献を表示する

1) A. R. A Moghani, M. K. Sharma and Y. Matsumoto, In cellulo phosphorylation of DNA double-strand break repair protein XRCC4 on Ser260 by DNA-PK.", J. Radiat. Res.., 2018, 59, 700.
2) K. Hitachi, M. Nakatani, A. Takasaki, Y. Ouchi, A. Uezumi, H. Ageta, H. Inagaki, H. Kurahashi and  K. Tsuchida, "Myogenin promoter-associated lncRNA Myoparr is essential for myogenic differentiation..", EMBO Rep., 2019, 20, (3), doi: 10.15252/embr.201847468.

よくある質問

Q

抗体溶液中に含まれる添加剤は標識反応に影響しますか?

A

抗体溶液中の添加剤によっては影響を受ける場合がございますので、ご使用前に必ず取り扱い説明書中の注意事項をご確認ください。

Q

標識にはどのようなサンプルが使用できますか?

A

10 μgのIgG抗体をご使用頂けます。

Q

使用可能な抗体のクラスには、どのようなものがありますか?

A

本製品はIgG抗体へ標識するよう最適化しています。IgG以外のクラス(IgMやIgA等)では標識実績はございません。

Q

直接標識することで免疫染色に影響がみられた抗体種はありますか?

A

抗体の種類によっては直接標識法(1次抗体法)により抗原認識能を失うことがあります。抗原認識部位またはその近傍にアミノ基が存在した場合に、その部分に標識体が結合することで抗原認識能が低下することが考えられます。
弊社で確認した抗体のうち、直接標識することで免疫染色に問題が生じた抗体をご案内いたします。

 

抗体名 由来 クローナリティ
Anti-VDAC1 antibody Rabbit ポリクローナル
Anti-EEA1 antibody Rabbit ポリクローナル
Anti-α-actin antibody Mouse モノクローナル
Anti-LAMP 1 antibody Mouse モノクローナル
Anti-Calnexin Antibody Rabbit ポリクローナル

 

 

 

取扱条件

取扱条件
保存条件: 冷蔵 , 取扱条件: 吸湿注意
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