細胞老化検出用試薬・キット

　アポトーシス、ネクロ―シス、オートファジーおよび細胞老化は、細胞の生存および死をコントロールする機能として知られています。中でも細胞老化は、近年がん化因子として知られる SASP の発見や、幹細胞で老化現象の発見が認められるなど、各分野で重要視されてきています。小社では、細胞老化の評価方法および評価目的に応じて選択できるよう 4 種類のキットおよび試薬をご用意しました。

製品ラインナップ

品名	容量	希望納入価格（￥）	メーカーコード
Cellular Senescence Detection Kit - SPiDER-β Gal	10 assays	38,000	SG03
Cellular Senescence Plate Assay Kit - SPiDER-β Gal	20 test	11,000	SG05
	100 test	32,000
Nucleolus Bright Green	60 nmol	28,000	N511
Nucleolus Bright Red	60 nmol	28,000	N512
DNA Damage Detection Kit - γ H2AX- Green	1 set	34,000	G265
DNA Damage Detection Kit - γ H2AX- Red	1 set	34,000	G266
DNA Damage Detection Kit - γ H2AX- Deep Red	1 set	34,000	G267

細胞老化の特徴

　近年がん化因子として知られる SASP の発見や、幹細胞で老化現象の発見が認められるなど、細胞老化は各分野で重要視されてきています。引用文献数の高い最新の論文情報を基に、細胞老化の特徴をまとめました。

＊論文情報の詳細は HP よりご覧いただけます。

 

様々な指標での老化細胞評価例

　継代数の異なる WI-38 細胞を用い、 A. 細胞老化（SA-β-gal）、 B. ミトコンドリア膜電位および C. 代謝（グルコース、乳酸）を指標に各キットにて評価しました。結果、老化細胞においては SA-β-gal 活性が亢進し、ミトコンドリア膜電位は低下する結果が得られました。また代謝の指標として測定したグルコース消費量は増大し、培養上清中に排出された乳酸量も増大する結果が得られました。

操作の詳細は HP よりご覧いただけます。