06 細菌研究用試薬

Biofilm Viability Assay Kit

Biofilm Viability Assay Kit

バイオフィルム薬剤効果測定キット

  • 測定の手間を大幅に低減
  • バラツキを抑えることが可能
  • 製品コード
    B603  Biofilm Viability Assay Kit
容 量 本体価格
100 tests ¥18,700
キット内容
100 tests ・WST Solution
・Electron Mediator Reagent
・96-peg Lid
・96-well Plate
1 ml×1
0.12 ml×1
×1
×10

性質

バイオフィルムは、微生物とその代謝物である細胞外多糖から構成される集合体で、あらゆる環境に存在しています。近年、バイオフィルム形成阻害能を有する薬剤や、食品成分の探索が注目を集めています。

バイオフィルム形成量・形成阻害測定キット(Biofilm Formation Assay Kit)、バイオフィルム薬剤効果測定キット(Biofilm Viability Assay Kit)は、バイオフィルム形成から測定にピンプレートを用いた操作を採用し、必要なコンポーネントが1つにまとまっています。

マニュアル

はじめての抗体標識プロトコル

死細胞数を測りたい(吸光測定)

Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST を用いた細胞毒性試験の例を紹介

お役立ち情報

技術情報

特徴① 測定の手間を大幅に低減

 既存法はマイクロプレートの底にバイオフィルムを形成するため、菌の培養に伴う培地交換や、染色工程前後の洗浄作業に多くの手間を要していました。本キットは蓋に固定されたピン上にバイオフィルムを形成させるため、培地交換や染色工程が蓋を移すだけで完了し、操作が非常に簡便です。

特徴② バラツキを抑えることが可能

既存法はマイクロプレート底面にバイオフィルムを形成するため、洗浄操作等でバイオフィルムが剥離しやすく、測定値のばらつきが課題でした。本キットはピン表面にバイオフィルムを形成させ、一連の操作によるバイオフィルムの剥がれを抑えます。

   

目的に応じた2種類のキット

同一の測定手法でバイオフィルムの形成量、またはバイオフィルムに含まれる生菌の代謝活性を測定するキットを取り揃えております。
ご利用の目的に応じてキットをご選択ください。

バイオフィルム(生菌+死菌+細胞外高分子物質)の総量
バイオフィルム形成量・形成阻害測定キット Biofilm Formation Assay Kit
Biofilm Formation Assay Kitはクリスタルバイオレット(CV)染色法によりバイオフィルム形成量および薬剤のバイオフィルム形成阻害を測定することができます。
菌等の増殖活性
バイオフィルム薬剤効果測定キット Biofilm Viability Assay Kit
Biofilm Viability Assay Kitはバイオフィルム内の生菌の代謝活性をWST法により測定することで、バイオフィルム内の微生物に対する薬剤の殺菌効果を確認することができます。

2種類のキットの選び方と操作

  測定項目 測定対象 測定原理 測定波長 製品名
STEP1

バイオフィルムの形成量測定
⇨ まず、このキットからスタート!

生菌・死菌・
細胞外多糖

CV法 590 nm

Biofilm Formation Assay Kit
(製品コード:B601)

STEP2

バイオフィルム内の生菌の代謝活性測定
⇨ 形成量測定ができたら、このキット!

生菌 WST法 440ー480 nm

Biofilm Viability Assay Kit
(本製品)

※ バイオフィルムの形成条件は菌種や株によって異なります。まず、形成条件の検討にBiofilm Formation Assay Kitをご利用ください。
※ 本キットは福岡県工業技術センター生物食品研究所との共同開発品です。

操作

測定例

バイオフィルムに対する薬剤の形成阻害や抗菌効果の指標としては、MBIC(minimum biofilm inhibitory concentrations):最小バイオフィルム形成阻害濃度や、MBEC(minimum biofilm eradication concentrations):最小バイオフィルム撲滅濃度が指標として用いられています。S. aureusについて、各キットでMBICならびにMBECを測定しました。

よくある質問

Q

発色試薬添加後のインキュベートはどのくらい行えばいいですか?

A

微生物種や代謝活性により、発色に要する時間は異なります。
初回は一定時間ごとに吸光度を確認しながら、24時間ほどインキュベートされる事をお勧めします。
取扱説明書の図2および図3にS.aureus、S.mutansを用いた実験例を掲載してます、ご参照ください。

Q

450 nm以外のフィルターで測定することは可能ですか?

A

440~480 nmの範囲に入るフィルターをご利用いただけます。

Q

バイオフィルムの形成阻害や薬剤効果を評価するには、どの程度のバイオフィルム形成量が必要ですか?

A

Biofilm Formation Assay Kit(製品コード:B601)を利用した場合、測定手順の最後に得られるクリスタルバイオレット(CV)溶液の吸光度として、0.5以上(590 nm)を目安としております。

Q

どのような菌種での測定実績がありますか?

A

小社ではBiofilm Formation Assay Kit(製品コード:B601)ならびにBiofilm Viability Assay Kit(本製品)を用いたバイオフィルムの評価において、以下の菌種での評価実績がございます。
 ・Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)
 ・Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)
 ・Escherichia coli(大腸菌)
 ・Streptococcus mutans(虫歯の原因菌のひとつ)
 ・Porphyromonas gingivalis(歯周病の代表的な原因細菌)

上記の細菌を用いた実験例や培養条件等は、取扱説明書をご参照ください。
 

取扱条件

取扱条件
1.危険物第4類 第3石油類 危険等級Ⅲ, 2.火気厳禁 3.保存方法:冷蔵

製品分類一覧

分類一覧から探す

お探しの検索ワードを入力してください