Commercial 新製品
膨張顕微鏡法標本作成キット(4x 3D-ExM)
Three-Dimensional Expansion Microscopy Kit(4x 3D-ExM)
細胞内のオルガネラの構造解析は細胞機能や疾患メカニズムの理解に重要です。高解像度イメージングには電子顕微鏡や超解像顕微鏡が必要ですが、蛍光顕微鏡では回折限界により観察が困難でした。2015 年に開発されたExpansion Microscopy 法(ExM)は、吸水性ゲルでサンプルを拡大し、蛍光顕微鏡で微細構造の観察を可能にしました。本キットはこの手法に必要な試薬と枠を含み、細胞を3 次元的に約4 倍に拡張できます。
※ This product is covered by U.S. Patent Application No. 17/466, 434. This technology is based on research conducted by Dr. Aussie Suzuki at the University of Wisconsin–Madison.
<検出条件>
検出装置: 共焦点レーザー顕微鏡 Lens 40× Water objective
DAPI(青): Ex/Em = 405/420-480 nm
膨張前: Laser 1.0%, Gain 550 V
膨張後: Laser 2.5%, Gain 680 V
検出装置: 共焦点レーザー顕微鏡 Lens 40× Water objective
DAPI(青): Ex/Em = 405/420-480 nm
膨張前: Laser 1.0%, Gain 550 V
膨張後: Laser 2.5%, Gain 680 V
〈実験の流れ(例)〉

製品には実験に必要な試薬が含まれています。細胞の準備からゲル作成、観察までの詳細なプロトコルで、はじめてでも安心して実験ができます。
■ミトコンドリア形態変化の観察
脱分極剤であるCCCP で処理したHeLa 細胞のミトコンドリアのTOM20(外膜)およびCOX IV(内膜)を染色し、本製品を用いて膨張顕微鏡法により観察しました。
[結果]
膨張前の細胞では、ミトコンドリアの外膜と内膜の判別がし難いのに対し、膨張後の細胞では、外膜がリング状(ミトコンドリア分裂)を示し、内部に内膜タンパク質が存在しない構造(黄色矢印)が観察されました。
<検出条件>
検出装置:共焦点蛍光顕微鏡
Lens: 63× Oil objective
TOM20(緑): Ex/Em = 488/500-550 nm
COX IV(赤): Ex/Em = 561/580-620 nm
膨張前
TOM20: Laser 1.0%, Gain 650 V
COX IV: Laser 2.0%, Gain 650 V
膨張後
TOM20: Laser 70%, Gain 700 V
COX IV: Laser 70%, Gain 750 V
検出装置:共焦点蛍光顕微鏡
Lens: 63× Oil objective
TOM20(緑): Ex/Em = 488/500-550 nm
COX IV(赤): Ex/Em = 561/580-620 nm
膨張前
TOM20: Laser 1.0%, Gain 650 V
COX IV: Laser 2.0%, Gain 650 V
膨張後
TOM20: Laser 70%, Gain 700 V
COX IV: Laser 70%, Gain 750 V
品名
容量
希望納入価格(¥)
メーカーコード