オートファジーは、細胞内の不要なタンパク質・細胞小器官などの再利用や代謝のための分解機構として様々な疾患への関与が示唆されています。 DAPGreen, DALGreen は試薬を培養細胞に添加するだけで簡便にオートファジーを検出できる蛍光色素です。
DAPGreen はオートファゴソーム膜に取り込まれ蛍光を発します。一方、 DALGreen は凝集タンパク質等が分解されるオートリソソーム段階で蛍光を発します。この様に DAPGreen, DALGreen は、 “オートファゴソーム形成およびリソソームとの融合・内容物の分解” の過程を試薬の添加だけでモニタリングすることができる試薬です。
遺伝子導入は不要です。細胞に試薬を添加するだけの簡単操作で蛍光イメージングによる解析が可能です。
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<オートファジーとの関連性>
オートファジーと関連性が報告されている“細胞老化”、“がん・細胞死”、“酸化ストレス”、“脂質代謝”について被引用件数の多い注目の論文を紹介します。