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ミトコンドリア局在型一重項酸素検出蛍光プローブSi-DMA for Mitochondrial Singlet Oxygen Imaging
一重項酸素は活性酸素種の一つで、非常に強い酸化力を持ち、皮膚のシミやシワの原因となることが知られております。最近ではレーザー光と光感受性物質により発生する一重項酸素を利用する光線力学的治療法も行われております。一重項酸素を検出する既存の蛍光試薬は、細胞膜を透過しないため細胞で使用できないという欠点がありましたが、真嶋らが開発した一重項酸素検出蛍光試薬 Si-DMA は細胞膜を容易に透過し、ミトコンドリアに集積され一重項酸素に選択的に応答します 1), 2) 。Si-DMA は一重項酸素と反応する前はほとんど蛍光を発しませんが、一重項酸素と反応すると蛍光強度が増大します。そのため、これまでできなかった、細胞内の一重項酸素蛍光イメージングが可能です。 ![]() 参考文献1) T. Majima, S. Kim, T. Tachikawa and M. Fujitsuka, J. Am. Chem. Soc., 2014, 136 (33), 11707-11715. 2) T. Majima, S. Kim, T. Tachikawa and M. Fujitsuka, WO 2015194606, A1, (23, December, 2015) .
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