性質評価蛍光色素セット
LLPS Characterization-dye Set
液- 液相分離(LLPS)とは
液‐液相分離( liquid-liquid phase separation: LLPS)は細胞内で特定の分子が局所的に集まり、液体のような性質を持つ生体分子の凝集体(液滴)を形成する現象です。近年、LLPS が細胞内での多くの生物学的プロセスに影響を与えることが明らかになり注目を浴びています。
相分離によって形成される液滴の研究はまだ初期段階ですが、これらの生物学的な現象がどのようにして細胞の機能や疾患の発症に影響を与えるかを解明することは、新しい治療法の開発につながる重要な鍵と考えられてます。
本キットの特長
相分離液滴の性質を調べるのに有用な色素のセット
本キットは、タンパク質間の疎水性相互作用に応答する色素(ANS, SepaFluor)とアミロイド結合性の蛍光染色色素(Thioflavin T, Congo Red) の4 種類をセットにしています。SepaFluor を用いることで疎水性相互作用だけでなく、相分離液滴がゲル化していく様子も観察可能です。
凝集体の確認や相分離液滴の染色により、相分離液滴の性質の理解につながります。