硫化水素イオン定量用試薬
-SulfoBiotics- Sulfide dibimane
-SulfoBiotics- Sulfide dibimane (S34)
<特長> |
- 硫化水素イオン定量のための標準物質
- HPLC 及び MS に適用可能
- 標準物質の合成が不要
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Monobromobimane を用いた分析法は、最も高感度で汎用性の高い硫化水素検出法として利用されています。 Monobromobimane は、チオール特異的蛍光ラベル化剤であり、硫化水素 1 分子に対し、 2 分子の Bimane が結合した化合物(Sulfide dibimane)を生成します(図 1)。 Sulfide dibimane は、 monobromobimane がグルタチオンやシステインなどのチオール化合物と反応した bimane 化合物との HPLC 分離が可能であり、また生成した化合物が蛍光を有するため、蛍光検出による高感度分析ができます。最近では、 Sulfide dibimane(S34)と質量分析装置(MS)を併用することでさらなる高感度化と高選択性を達成した方法が報告され、硫化水素だけではなく、 SH 基を有する種々の生体物質の詳細な解析法として確立されつつあります。
HPLC および MS による測定例
硫化水素 生体硫黄マップと試薬選択ガイド
硫化水素関連製品群をマップで紹介しています。お役立てください。
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