20 機能性有機材料

NTA-SAM Formation Reagent

Self Assembled Monolayer(SAM)研究用試薬

  • 製品コード
    N475  NTA-SAM Formation Reagent
  • CAS番号
    -
容 量 本体価格
2 μmol x3 ¥18,600

性質

NTA-SAM Formation Reagentは、金電極、SPR(Surface Plasmon Resonance)およびQCM(Quartz Crystal Microbalance)などの金表面に、末端官能基としてNTAを有するSAMs(Self-Assembled Monolayers)を形成するための試薬である。形成したNTA-SAM表面には、NiイオンなどをキレートさせることでHis-tagを有するタンパク質やペプチド、その他の分子認識サイトを導入することができる(図1)。 NTA-SAMを利用する場合は、ビオチンーアビジン法やカルボン酸表面を利用した固定化法と違い、イミダゾールやEDTAによりHis-tag修飾物を脱離させることが可能であるため、NTA-SAM表面の再利用が可能である。
本試薬は少量小分けされており、エタノールを添加するだけで溶液を調製することができる。

図1 NTA-SAM Formation Reagentを用いたバイオセンサー作成の模式図

図2 NTA-SAM形成基板へのタンパク質結合によるSPRシグナルの変化
(A) Ni-NTA-SAM表面へのHis-tagged Protein Aの結合により、シグナルが上昇した。
(B) His-tagged Protein AへのRabbit IgGの固定化により、シグナルが上昇した。

 

His-tagとの反応特異性

NTA-SAM表面には、His-tagタンパク質を特異的に固定化できることを確認した。

図3 NTA-SAM Formation Reagentで作製したNTA-SAMへのHis-Ubi(His-tagged Ubiquitin)の結合
測定:QCM(使用機器:イニシアム製Affinix QNμ)
データ提供:株式会社イニシアム


基板再生

His-tagタンパク質はNTA-SAMに対して、可逆的な脱着を確認した。

図4 NTA-SAM Formation Reagentで作製したNTA-SAMへのHis-Ubiの脱着
測定:QCM(使用機器:イニシアム製Affinix QNμ)
データ提供:株式会社イニシアム

マニュアル

はじめての抗体標識プロトコル

死細胞数を測りたい(吸光測定)

Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST を用いた細胞毒性試験の例を紹介

お役立ち情報

技術情報

溶解例

2 mmol/L エタノール溶液:1ボトルを1mLエタノールで溶解

参考文献

参考文献を表示する

Leo JC, Oberhettinger P, Yoshimoto S, Udatha DB, Morth JP, Schutz M, Hori K, Linke D., "Secretion of the Intimin Passenger Domain is driven by Protein Folding.", Journal of Biological Chemistry ., 2016, doi: 10.1074/jbc.M116.731497.

よくある質問

Q

NTA-SAM溶液を調製する際、エタノール以外に使用できる溶媒はありますか?

A

エタノール以外に、メタノールあるいは50%エタノール/水を用いて2 mmol/L NTA-SAM溶液を調製することができます。
また、0.2 mmol/L (基板を浸漬するときの濃度)の NTA-SAM溶液を調製する場合には、10%エタノール/水も使用することができます。

取扱条件

規格
性状: 本品は、白色~微黄色固体でアルコールに溶解する。
取扱条件
1.保存方法:冷蔵

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