Ab-10 Rapid Biotin Labeling Kit

抗体標識キット
- 初めてビオチン標識をする
 - 少量で試してみたい
 - 感度をあげたい
 - 蛍光色素でうまくいかなかった
 - 30分以内で標識したい
 
- 
          製品コードLK37 Ab-10 Rapid Biotin Labeling Kit
 
| 容 量 | メーカー希望 小売価格  | 
          富士フイルム 和光純薬  | 
        
|---|---|---|
| 3 samples | ¥22,600 | 348-92021 | 
| サンプル量 | 10 µg (lgG) | 
|---|---|
| 所要時間 | 30分以内 | 
| 標識部位 | -NH2 | 
| 検出方法 | 顕微鏡・FCM・ウエスタンブロット・プレートリーダー | 
| 3 samples | ・Reactive Biotin     ・Reaction Buffer ・Stop Solution  | 
            × 3 100 μl × 1 100 μl × 1  | 
          
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性質
Ab-10 Rapid Labeling Kit シリーズは、10 μ g の抗体(IgG) に30 分以内に標識するためのキットです。本キットに含まれる標識剤は、活性エステル基を導入しており、抗体と混合するだけで、抗体のアミノ基と安定な共有結合を形成します。
| 開発元 | Dojindo Molecular Technologies, Inc. | 
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マニュアル
技術情報
特徴
1) 少量の抗体 (10 μg) でBiotin標識抗体を調製できる。
2) 抗体と混ぜるだけで標識できる。
3) 30分以内に標識できる。
ご検討前に必ずご確認下さい
※    本製品の標識操作により、抗体中のアミノ基に標識体が結合します。そのため抗体によっては抗原認識能が失われる場合がございます。
ご不明な点がありましたら小社カスタマーサポートへお問合せ下さい。
※    抗体サンプル中の添加剤によっては標識に影響を与えることがあります。詳しくは取扱説明書 にてご確認ください。
ご注意:容量別で取扱説明書が違うため、お使いの製品容量をご確認ください。
30分間標識プロトコル
お手持ちの抗体(IgG)溶液にReaction Buffer とDMSO を混合したものを添加標識剤の入ったチューブに添加し、10分間の反応と反応停止操作により簡便に標識抗体を得ることができます。

Step 1.    Reaction Buffer とDMSO を混合し(Working buffer )、抗体(IgG) 溶液に添加
Step 2.    混合した抗体溶液を標識試薬の入ったチューブに添加
Step 3.    10 分の標識反応により、抗体中のアミノ基にBiotin を標識
Step 4.    Stop Solution 添加後、10 分間のインキュベーションで反応を停止
少量IgG(10μg)のアミノ基へ標識

Biotin 標識抗体での検出例

Biotin 標識抗ミトコンドリア抗体を固定化後のHeLa 細胞に添加し免疫反応後、Peroxidase標識ストレプトアビジンを DAB[code:D006]添加によりミトコンドリアを染色。
フローサイトメトリー測定例

Biotin 標識抗CD44 抗体及びFluorescein 標識ストレプトアビジンでHL60 細胞を免疫染色。
<フィルター>
Ex: 488 nm、Em: 515-545 nm
よくある質問
- 
          Q
抗体溶液中に含まれる添加剤は標識反応に影響しますか?
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          A
抗体溶液中の添加剤によっては影響を受ける場合がございますので、ご使用前に必ず取り扱い説明書中の注意事項をご確認ください。
 
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          Q
標識にはどのようなサンプルが使用できますか?
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          A
10 μg のIgG抗体をご使用頂けます。
 
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          Q
使用可能な抗体のクラスには、どのようなものがありますか?
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          A
本製品はIgG抗体へ標識するよう最適化しています。IgG以外のクラス(IgMやIgA等)では標識実績はございません。
 
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          Q
直接標識することで免疫染色に影響がみられた抗体種はありますか?
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          A
抗体の種類によっては直接標識法(1次抗体法)により抗原認識能を失うことがあります。抗原認識部位またはその近傍にアミノ基が存在した場合に、その部分に標識体が結合することで抗原認識能が低下することが考えられます。
弊社で確認した抗体のうち、直接標識することで免疫染色に問題が生じた抗体をご案内いたします。抗体名 由来 クローナリティ Anti-VDAC1 antibody Rabbit ポリクローナル Anti-EEA1 antibody Rabbit ポリクローナル Anti-α-actin antibody Mouse モノクローナル Anti-LAMP 1 antibody Mouse モノクローナル Anti-Calnexin Antibody Rabbit ポリクローナル  
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          Q
標識操作時に準備するものはありますか?
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          A
はい。DMSOを準備して頂く必要があります。
 
取扱条件
| 保存条件: 冷蔵 , 取扱条件: 吸湿注意 | 
              
            








          
        
              
              
              
              

