Calcium Kit II - Fluo 4
細胞内カルシウムイオン測定キット
-
製品コードCS32 Calcium Kit II - Fluo 4
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
---|---|---|
10 plates | ¥63,100 | 348-91281 |
10 plates | ・Fluo 4-AM ・Dimethylsulfoxide ・5% Pluronic F-127 ・5% Cremophor El ・250 mmol/l Probenecid ・Hanks' HEPES Buffer (10X) ・Quenching Buffer |
50 μg x10 2 mlx1 2.5 ml x1 2.5 ml x1 1.3 ml x1 6 ml x1 55 ml x1 |
---|
性質
Calcium Kit II - Fluo 4 は、細胞内Ca2+測定試薬である Fluo 4-AM と、その測定に必要な Buffer 等を組み込んだキットである。
細胞種や添加する薬剤などに応じて、Pluronic F-127またはCremophor EL(Fluo 4-AMの溶解補助剤)、Probenecid(陰イオントランスポーターの阻害剤)の各濃度を任意に設定でき、細胞を培養したマイクロプレートに直接添加できる。
細胞外に存在する Fluo 4の蛍光を消去する試薬が組み込まれているので、従来のような細胞の洗浄操作が不要である。短時間で多くのサンプルを処理することができ、High Throughput Screening(HTS)に適している。
ただし、細胞種や添加する薬剤によっては、「レスポンスの高低」 「リガンドとの相互作用」などが生じることがある。測定系に影響の少ない方法での測定を行いたい場合は、Washタイプで姉妹品の「Calcium Kit - Fluo 4」をご使用いただきたい。
調製した Loading Bufferで、96穴プレート10枚分の測定が可能である。測定にはクリアボトムのプレートと下方励起・下方蛍光測定が可能なプレートリーダーを使用すること。
技術情報
特長
1) 細胞内Ca2+測定に必要な試薬が全て揃ったフルキット。
2) Caプローブは1プレート毎に小分け済み [10 plates/kit]。
3) プローブ溶解補助剤・漏れ出し防止剤の濃度は任意に設定可能。
4) 洗浄操作を必要としないNon-Washタイプ。
*使用方法は、プロトコルをご覧下さい。
測定原理
よくある質問
-
Q
WashとNon Washの測定結果に差はありますか?
-
A
ほとんど差はありません。
ただしNon WashタイプはQuenching Bufferを使用するため、細胞や刺激剤によっては、蛍光強度の変化率やレスポンスに違いが見られる可能性があります。
-
Q
はじめて測定します。Ca2+プローブの原理や測定方法、トラブルシューティング法を分かり易く教えて下さい。
-
A
はじめて細胞内Ca2+測定をされる方を対象としたプロトコルを作成しております。
原理、Ca2+プローブの特徴、測定方法、トラブルシューティングの方法等を記載しておりますので、ご参照下さい。下記リンクよりダウンロード可能です。
取扱条件
保存条件: 冷凍,遮光 | |
危険・有害 シンボルマーク |
---|