今回のセミナーでは、細胞増殖因子とその受容体による細胞増殖制御のメカニズムについて、第一線でご活躍される 愛媛大学大学院 東山繁樹先生を講師にお招きし、セミナーを開催いたします。
がん研究者の方はもちろんのこと、「細胞増殖」「栄養素取り込み」「酸素消費」といったキーワードへご興味のある方や幅広い知識を深めたい方皆様にとって大変有意義なセミナーになると考えています。
※ 各研究に関する製品はページの下部をご覧ください。
本セミナーは終了いたしました。
講演内容
がん細胞は大量の栄養素と酸素を必要とし、細胞増殖に必要な因子を分泌して、周囲の血管に指示を出します。また、その栄養を補給するために血管を新しく作って自らに引き込む性質があります。そのメカニズムを探っていくと、細胞増殖因子とその受容体は、双方ともに発現量、活性化のタイミングや持続時間が厳密にコントロールされており、近年ではがん細胞を標的とした阻害薬や治療法の開発へ向けて多くの研究が行われております。
本セミナーでは、プロテインアレイ技術を駆使して、数千から一万個にも及ぶ候補タンパク質の中からたった一つの標的分子を探索および血管増殖のメカニズム解明について、がん治療の観点からご講演いただきます。
講師:東山繁樹 教授
愛媛大学大学院医学系研究科 生化学・分子遺伝学
愛媛大学
プロテオサイエンスセンター 細胞増殖腫瘍制御部門
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