Commercial 新製品
組織用ミトコンドリア分画キット
IntactMito Fractionation Kit for Tissue
<特長>
- 組織からミトコンドリアをインタクトな状態で分画可能
- 分画したミトコンドリアでミトコンドリア活性の指標の一つである酸素消費速度が測定可能
好気性生物は主にミトコンドリアの酸化的リン酸化でATPを産生しているため、ミトコンドリア機能に異常が生じてしまうとATP産生が低下し、がんや老化、アルツハイマー病などの神経変性疾患、ミトコンドリア病を引き起こすことが知られています。
ミトコンドリア機能評価において、ミトコンドリア以外のオルガネラ等の影響を避けるため、単離したミトコンドリアが用いられており、その論文数も近年増えてきています。ミトコンドリア分画キットは、組織からインタクトなミトコンドリアを分画するために必要な試薬やバッファーだけでなく、遠心チューブも同梱しています。
<操作手順>
<実験例:マウス組織(脳)から分画したミトコンドリアの酸素消費速度(OCR)変化>
マウスの脳から分画したミトコンドリアのOCR変化を下記の小社製品 Extracellular OCR Plate Assay Kit を用いて評価しました。
分画したミトコンドリアに Succinateを添加すると、Untreatedと比べてOCR(= グラフ直線の傾き)が増加しました。
【検出条件】
測定モード:蛍光、ボトムリーディング
検出波長:Ex/Em = 500/650 nm
測定温度:37℃
測定モード:蛍光、ボトムリーディング
検出波長:Ex/Em = 500/650 nm
測定温度:37℃
【実験条件】
ミトコンドリア量: 50 μg/well(タンパク質量として)
Succinate (final): 10 mmol/l
ミトコンドリア量: 50 μg/well(タンパク質量として)
Succinate (final): 10 mmol/l
品名
容量
希望納入価格(¥)
メーカーコード