お役立ち
バイオフィルム受託分析
- 形成量比較、形成阻害効果・除去効果の評価 - 同仁グローカル
抗バイオフィルム評価試験を行っています。バイオフィルムに関わる製品開発にご活用ください
高度な技術力:
基板への抗バイオフィルム試験(ISO4768)に準じた評価に加え、薬剤によるバイオフィルム形成阻害試験、除去効果の確認、菌種によるバイオフィルム形成量比較、様々な場所からの採取菌によるバイオフィルム形成など、当社のバイオフィルム分析は、最新の技術を駆使して専門家チームが的確な評価方法をご提案します。
信頼性と実績:
厳密に育成管理された菌を用い、複数回数分析(n = 4~8)によって信頼できる結果をご提供します。
柔軟な対応力:
多様な目的に対応し、製造現場や医療機関、環境保全分野での特定のニーズに合わせた分析が可能です。
<バイオフィルム評価試験実績例>
- ISO4768に準拠した抗バイオフィルム評価試験
- 菌のバイオフィルム形成を阻害する効果の評価-基板、薬剤等
- 菌が形成したバイオフィルムの破壊(除去、分解)効果の評価-薬剤、処理方法等
- 菌が形成したバイオフィルム中の菌に対する殺菌、増殖阻害の評価-薬剤、処理方法等
- 処理した表面、基板等へのバイオフィルム形成阻害の評価
- 処理した表面、基板等の周囲のバイオフィルム形成抑制の評価
- バイオフィルム中の菌の活性評価・生菌数の分析(WST法)
※株式会社同仁化学研究所のキット製品を用いた受託試験も行っております。
<クリスタルバイオレット(CV)染色法による処理基板の抗バイオフィルム活性値の求め方>
- 表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)等を用いて、静置条件下で試験片(1cm × 1cm)上にバイオフィルムを形成させます。試験片には抗バイオフィルム処理基板と比較のための未処理基板を用います。
- 基板上に形成したバイオフィルムをCVで染色した後、CV色素を抽出し、吸光度(波長590nm)を測定することで、バイオフィルムの形成量を測定します。
- 未処理基板吸光度:A(untreated)及び処理基板吸光度:A(treated)から、抗バイオフィルム活性値を算出します。

バイオフィルム除去剤の効果は、基板の代わりにピンやウェル内面にバイオフィルムを形成させたのち、除去剤を含む溶液を加え、薬剤の使用方法に準じた時間でインキュベーションし、残存したバイオフィルム量をCVにより測定して、除去効果を算出します。