Commercial 新製品
死細胞染色色素
Dead Cell Makeup Blue – Higher Retention than PI
Dead Cell Makeup Deep Red – Higher Retention than PI
<特長>
- 細胞の固定化・膜透過処理後に色素が漏れ出な
- フローサイトメトリーで死細胞を明確に識別できる
- ストック溶液の長期保存が可能※
死細胞染色色素としてPropidium Iodide (PI) が広く使用されていますが、細胞の固定化・膜透過処理により細胞からの漏れ出しが起きることが知られています。漏れ出たPIは生細胞も染色してしまうため、偽陽性の結果をもたらす可能性があります。本製品は、細胞膜非透過性のため生細胞には入り込まず、死細胞の損傷した膜を通って入り込み、細胞内のタンパク質と安定な共有結合を形成します。そのため、細胞の固定化・膜透過処理後に細胞から色素が漏れ出しません。
<PIの課題を解決>
本製品はタンパク質と安定な共有結合を形成するため、細胞の固定化・膜透過処理を行った後も色素が漏れ出さず、死細胞を明確に識別でき、データから除外することができます。
<実験例>
Ionomycin (500 ng/ml) と PMA (Phorbol 12-myristate 13-acetate, 50 ng/ml) を含むRPMI 培地で 48 時間刺激を行った MOLT-4 細胞を、本製品を用いて死細胞を染色し、PD-1 の発現を免疫染色法にて検出しました。その結果、死細胞と生細胞を明確に区別でき、生細胞のみゲーティングを行った解析結果では、刺激を行った細胞群で優位にPD-1発現量の上昇が認められました。
品名
容量
希望納入価格(¥)
メーカーコード
Dead Cell Makeup Blue – Higher Retention than PI
100 set
39,000