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ご存じですか?
小社が分析試薬のメーカーとして広く知られることになった EDTA ですが、4 月の新学期になると EDTA の使い方に関しての論文がよく検索されているようです。小社の前身である同仁薬化学研究所の社長であった上野景平は多くのキレート化学の書物を上梓しましたが、1959 年当時に分析化学誌に投稿した論文1)が、 2022 年 4 月の月間アクセス数ランキングでは 1 位となっており、現在でもよく読まれているようです2)。なお、2 位の無機化学の分野で著明な研究者である柴田村治先生(金沢大学)の金属錯体の論文もよく読まれています。執筆された教科書を使われた方も多いのではないでしょうか。
小社では引き続き論文で使用されている分析用指示薬など、分析化学を支える試薬を取り揃えてまいります。
【参考文献】
- 上野景平, “EDTA の使い方”, 分析化学, 1959, 8(3), 207
https://doi.org/10.2116/bunsekikagaku.8.207 - J-STAGE 分析化学誌月間アクセス数ランキング(毎月更新)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/bunsekikagaku/-char/ja
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上野 景平 先生 九州帝国大学工学部応用化学科卒業。 同仁薬化学研究所社長、九州大学工学部名誉教授、熊本工業大学工業化学科名誉教授などを歴任。 |