<特長> |
---|
|
ATP は解糖系およびミトコンドリアにおける TCA 回路や電子伝達系でつくられ、細胞が生きていくためのエネルギー源として重要です。通常、細胞の ATP 産出が低下すると、分解物である ADP から再合成され、細胞内のATP 濃度が保たれています。しかし、ATP 産出の代謝が破綻すると、ADP から ATP を再合成できなくなりますが、細胞内の ATP は ADP へと変換が進むため、ADP/ATP Ratio が上昇します。ADP/ATP Ratio の変化は、細胞活性の有用な指標の一つです。
はじめに細胞中の ATP 量をホタル・ルシフェラーゼ発光法で測定します。次に、ADP を酵素を用いて ATP に変換し、同様にして総 ATP 量を測定します。総 ATP 量から最初に測定した ATP 量を差し引くことで、細胞内の ADP 量を算出し、ADP/ATPRatio を決定します。
品名 | 容量 | 希望納入価格(¥) | メーカーコード |
---|---|---|---|
ADP/ATP Ratio Assay Kit-Luminescence | 100 tests | ¥50,000 | A552 |