<特長> |
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ECGreen-Endocytosis Detection は小胞膜に局在し、 pH に依存して蛍光を発する試薬で、蛍光アナログよりも直接的にエンドサイトーシスを可視化することができます。また、本品は従来用いられてきた蛍光標識デキストランと比較して、 pH 変化に対する応答性に優れています。そのため、初期エンドソームも高感度に検出することが可能です。
Wortmannin はエンドソームのリサイクリングやリソソームへの移行を阻害し、エンドソームの肥大化を引き起こすことが知られています。Wortmannin によるこれらの変化を ECGreen と初期エンドソームマーカータンパク質 Rab5-RFP(蛍光タンパク質)との共染色、および ECGreen とリソソーム染色試薬との共染色で確認しました。その結果、 Wortmannin 添加時には ECGreen は肥大化したエンドソーム(Rab5-RFP)と共局在(左図:Merge)し、リソソームとは共局在しない(右図:Merge)ことが確認できました。これらの結果から、ECGreen は細胞内小胞輸送系の変化を可視化できることがわかりました。
品名 | 容量 | 希望納入価格(¥) | メーカーコード |
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ECGreen-Endocytosis Deteciton | 40 μl × 1 | 45,000 | E296 |