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細胞毒性測定 LDHA ssay Kit

Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST

<特長>
  1. 生細胞存在下 (ホモジニアス) 、および細胞培養液のみ (ノンホモジニアス) の両方の系で死細胞数の測定が可能
  2. 測定毎の溶液調製が不要
  3. 51Cr] リリースアッセイのようなラジオアイソトープは不要

 Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST は、細胞から培地中に放出された乳酸脱水素酵素(LDH)活性を測定することにより細胞傷害を測定するキットです。本キットは、生細胞と反応せず、かつ、細胞にダメージを与えないため、生細胞と死細胞が混在する細胞培養液中に直接試薬を加えても細胞傷害を測定することが可能です(ホモジニアスアッセイ)。なお、一般的に用いられる細胞培養液を取り出して LDH 活性を測定する方法も可能です(ノンホモジニアスアッセイ)。また、調製した溶液は長期間保存でき、用時調製する必要がありません。そのため、多検体アッセイから、少ない検体数の測定にも対応することができます。

Working solution 調液後の安定性評価
LDH アッセイに使用する Working solution は、調製後 6 ヶ月間冷蔵にて保存が可能です。調製後の溶液が安定なため、試薬の無駄を省くことができます。

細胞毒性試験の比較
複数の指標で細胞を測定し、データの裏付けを取ることをオススメします。

 例えば、小社 Cell Counting Kit-8 は生細胞の呼吸活性を測定するキットですが、測定原理上、毒性試験を行う上で、生細胞が減少しているのか、もしくは細胞自体の活性が落ちているのか分かりません。そこで別の指標を用いて細胞アッセイを行いデータの裏付けを取ることが重要です。
 下図のデータは、 HeLa 細胞に Mitomycin C を各濃度で添加した際の細胞毒性を Cell Counting Kit-8 と Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST を併用して測定した結果です。Cell Counting Kit-8 を用いた生細胞アッセイでは、 Mitomycin C の濃度が高くなる程、吸光度が減少しており、一方で Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST を用いた死細胞アッセイでは吸光度が増加しており、毒性試験により生細胞が減少している確かなデータが得られました。

 

品名 容量 希望納入価格(¥) メーカーコード
Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST 100 tests 9,600 CK12
500 tests 25,400
2000 tests 38,000