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レドックス応答タンパク質解析関連試薬-SulfoBiotics- Protein Redox State Monitoring Kit
タンパク質システインのチオール基修飾は、代表的な翻訳後修飾の一つであり、生体内のレドックス変化に応答して生じます。近年、このようなチオール基の修飾が、転写やタンパク質発現、細胞死などの様々な細胞応答を制御していることが明らかにされてきています。チオール基の翻訳後修飾によるタンパク質の機能制御を理解するためには、個々のチオール基の酸化還元状態を解析することが必要不可欠です。 ![]() | ||||||||||||
-SulfoBiotics- Protein Redox State Monitoring Kit の解析原理![]() マレイミド基を有する Protein-SHifter はタンパク質の SH 基と反応することで、結合したタンパク質の分子量を増加させます。そのため、タンパク質の SH 基数は Protein-SHifter の結合数に応じて、異なるバンドとして分離することが可能となります。 ![]() -SulfoBiotics- Protein Redox State Monitoring Kit Plus の解析原理![]() Protein-SHifter Plus では、タンパク質へのラベル化後に UV 光の照射によりラベル化物を切断することが可能であるため、ウエスタンブロットによる解析が可能となります。※ Kit Plus は、動物細胞用に最適化されています。 実験例:GAPDH チオールの酸化剤応答酸化剤である Diamide や H2O2 刺激に応答して、HeLa 細胞中の GAPDH の SH 基が酸化されていることを確認した。 ![]() 参考文献
2) S. Hara, T. Nojima, K. Seio, M. Yoshida and T. Hisabori, Biochim. Biophys. Acta., 2013, 1830(4), 3077-3081.
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