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トップページ > ミトコンドリア膜脂溶性酸化物検出蛍光試薬 |
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新製品(6月23日発売)
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<特長> |
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・細胞小器官であるミトコンドリア特異的に集積 ・ミトコンドリア膜の脂質過酸化物を選択的に検出 ・励起波長 488 nm、蛍光波長 535 nm で測定可能 |
小社では脂質過酸化物検出試薬として DPPP、 SPY-LHP、 Liperfluo を販売しております。この度これらの製品に加え、ミトコンドリア膜中の脂質過酸化物を検出する試薬を商品化致しました。
ミトコンドリアは ATP 産生のみならず、活性酸素を発生する細胞小器官として知られています。活性酸素に代表されるヒドロキシラジカル(HO・)、スーパーオキシドアニオンラジカル(O2−・)、過酸化水素(H2O2)は膜中の不飽和脂肪酸を酸化的に損傷し過酸化脂質を形成します。このような酸化ストレスで生じる生成物を可視化することで、ミトコンドリア機能への影響をリアルタイムに解析することが可能になります。
本製品は生細胞膜を透過してミトコンドリアに集積する性能を有しています。ミトコンドリアに集積した MitoPeDPP は、脂溶性過酸化物によって特異的に酸化され蛍光を発します(Fig. 1)。
一般に汎用される 488 nm の励起波長で観測することが可能なため、蛍光顕微鏡を用いた過酸化脂質イメージングが可能です。
MitoPeDPP は福岡大学・塩路准教授により開発された試薬です。
K. Shioji, et al., “Synthesis and properties of fluorescence probe for detection of peroxides in mitochondria”, Bioorg. Med. Chem. Lett., 2010, 20, 3911-3915.
品名 | 容量 | 希望納入価格(¥) | メーカーコード |
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MitoPeDPP | 5μg×3 | 18,000 | M466 |
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