![]() |
トップページ > 細胞用過酸化脂質検出蛍光試薬 Liperfluo |
![]() |
||||||||||||||||||
細胞用過酸化脂質検出蛍光試薬 Liperfluo
Liperfluo は、Spy-LHP 1) の類似化合物で、過酸化脂質検出用の試薬であり、過酸化脂質で特異的に酸化されエタノール等の有機溶媒中で強い蛍光を発します(Fig. 1,2)。Liperfluo 酸化体の励起波長および蛍光波長はそれぞれ 524 nm、535 nm で、測定試料への光によるダメージや試料由来の自家蛍光の影響を軽減できます。本試薬は、ジイソキノリン環の片方にテトラエチレングリコール基が導入されたもので、Spy-LHP よりも水系バッファー中での分散性が向上しています。Liperfluo 酸化体は水中ではほとんど蛍光を発しませんが、細胞膜等の脂溶性の高い部位では蛍光性となることから、容易に蛍光顕微鏡による生細胞の過酸化脂質のイメージングやフローサイトメトリーによる細胞の過酸化脂質量の分析に使用することができます。 ![]() ![]() 使用例細胞の過酸化脂質検出
参考文献1) N. Soh, T. Ariyoshi, T. Fukaminato, H. Nakajima, K. Nakano and T. Imato, “Swallow-tailed Perylene Derivative: a new Tool for Fluorescent Imaging of Lipid Hydroperoxides”, Org. Biomol. Chem., 2007, 5, 3762.
|
Copyright(c) 1996-2012 DOJINDO LABORATORIES, ALL Rights Reserved. |