トップページ > ドージンニュース > Vol.160 > Commercial1 マイトファジー検出蛍光プローブ
commercial

マイトファジー検出蛍光プローブ

Mitophagy Detection Kit

<特長>
  1. 低分子蛍光プローブを用いた簡便な検出
  2. 生細胞を用いたライブイメージングが可能
  3. 共有結合によるミトコンドリアへの高い滞留性

 マイトファジーは酸化ストレスや DNA 損傷等により不良化したミトコンドリアを選択的に除去するシステムです。本キットの低分子蛍光プローブは、細胞内のミトコンドリアに集積し共有結合により固定化され、マイトファジーが誘導されると蛍光が増大し可視化できます。

<実験例@>

<実験例A>

 

よくあるお問い合わせ

Q:既存法に対する利点を教えてください。

A:
pH センサー Keima タンパク質を用いた検出方法と比較して、本キットは低分子蛍光試薬を用いるため、蛍光タンパク質を発現させる必要がありません。また、一般的なライブセルイメージング用の蛍光試薬と同様の操作方法で染色、観察することができます。

Q:蛍光顕微鏡の推奨フィルターを教えてください。

A:
各試薬に応じて以下のフィルターを推奨します。
Mtphagy Dye:励起 (500〜560 nm)、蛍光(670〜730 nm)
Lyso Dye:励起 (350〜450 nm)、蛍光(500〜560 nm)
取扱説明書の「励起/蛍光スペクトル」及び「蛍光顕微鏡による測定例」もご参照ください。

Q:染色前後に細胞の固定は可能ですか?

A:
固定化した細胞では、Mtphagy Dye がミトコンドリアに集積することができません。また染色後に細胞を固定化すると、リソソームと融合したミトコンドリアは酸性に保たれず、Mtphagy Dye の蛍光は増大しません。

Q:ミトコンドリアも別試薬で同時に染色できますか?

A:
可能です。小社の MitoBright Deep Red[コード:MT08]を用い Mtphagy Dye 及び Lyso Dye と共染色することで、細胞中のどのミトコンドリアでマイトファジーがおきているか確認することができます。

品名 容量 希望納入価格(¥) メーカーコード
Mitophagy Detection Kit 1 set 36,000 MD01

 

 

ページの上部へ戻る