菌を様々な視点から見る
「菌」を見たい指標で選べる
- 蛍光二重染色に最適化した試薬を添加するだけのプロトコル
- 複数の指標で薬剤効果や菌の状態を評価できる
- 培養法と比較して評価にかかる時間を大幅に短縮できる
このような方にオススメします! |
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✔ これから蛍光染色法による実験を始めたい! ✔ 培養法で判定している検査を迅速化したい! ✔ 損傷菌やVNC(viable but non-culturable)菌を検出したい! ✔ 菌に対する薬剤効果を正確かつ簡便に評価したい! |
二重染色に最適化したプロトコルで評価を効率化
見たい指標で選べる染色キット
蛍光染色法による細菌の生死判定などでよく用いられる膜損傷の有無を指標とした染め分けに加え、-Bacstain- Bacterial Viability Detection Kit シリーズでは複数の指標での染め分けが可能であり、細菌の状態を様々な視点から評価することが可能です。
製品名 | 全菌 | 膜損傷 | 呼吸活性 | 酵素活性 |
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-Bacstain- Bacterial Viability Detection Kit- DAPI/PI |
✔ | ✔ | ||
-Bacstain- Bacterial Viability Detection Kit- CTC/DAPI |
✔ | ✔ | ||
-Bacstain- Bacterial Viability Detection Kit- CFDA/PI |
✔ | ✔ | ||
T 社 製品L | ✔ | ✔ |
なぜ複数の指標 ?
細菌に対する抗菌剤等の効果を評価する場合、培養法によるコロニー形成単位(CFU)の確認や蛍光染色試薬を用いた多重染色法による評価が広く用いられています。近年では特に感染症における薬剤耐性菌の出現や損傷菌が引き起こす食中毒等の問題を受けて、これまで一般的に行われてきた単一指標ではなく、抗菌性評価の信頼性向上を目的として、複数の指標で薬剤等の抗菌性を評価する必要性が高まっています。
また、日本国内では2020 年の6 月から食品を扱う全事業者に対してHACCP(危害分析重要管理点)に沿った衛生管理が制度化されることから、特に飲食料品の製造分野では菌検査の簡素化ならびに迅速化の需要が高まっています。
実験例
各キットを用いて、Staphylococcus aureus(グラム陽性菌)を染色しました。
蛍光染色例
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画像解析ツールを用いた数値化
品名 | 容量 | 製品コード |
-Bacstain- Bacterial Viability Detection Kit-DAPI/PI | 1 set | BS08 |
-Bacstain- Bacterial Viability Detection Kit-CTC/DAPI | 1 set | BS09 |
-Bacstain- Bacterial Viability Detection Kit-CFDA/PI | 1 set | BS10 |
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溶液タイプのため、試薬の調製が不要ですぐにご利用できます。
品名 | 容量 | 製品コード |
-Bacstain- CFDA solution | 100 assays | BS03 |
-Bacstain- DAPI solution | 100 assays | BS04 |
-Bacstain- AO solution | 100 assays | BS05 |
-Bacstain- PI solution | 100 assays | BS07 |
-Bacstain- CTC Rapid Staining Kit (for Flow cytometry) | 100 assays | BS01 |
-Bacstain- CTC Rapid Staining Kit (for Microscopy) | 100 assays | BS02 |