10 酸化還元系発色試薬

TB

TB

還元系発色試薬

  • 製品コード
    T012  TB
  • CAS番号
    1871-22-3
  • 化学名
    3,3'-[3,3'-Dimethoxy-(1,1'-biphenyl)-4,4'-diyl]bis(2,5-diphenyl-2H-tetrazolium chloride)
  • 分子式・分子量
    C40H32Cl2N8O2=727.64
容 量 本体価格 富士フイルム
和光純薬
1 g ¥5,800 345-02683

性質

Tetrazolium Blue。水にはわずかに溶けるが、アセトン、酢酸エチル、エーテルには溶けず、低級アルコール、四塩化炭素にはかなりよく溶ける。ただ、純度が高くなる程溶けにくくなり、特にエチルアルコール溶解性は急激に減少する。
還元電位は-0.08V、脱水素酵素などがあると容易に還元されて水に不溶性の赤紫色ジホルマザン(λmax=525 nm)となり、酵素の存在を示す。従って、組織細胞化学において重要な試薬であり、この種の試薬の中では最も安価である。


 

技術情報

溶解例

50 mg/10 mL(熱水)、100 mg/10 mL(熱メチルアルコール)

応用可能な物質

酵素の発色試薬として  乳酸脱水素酵素(LDH) 
比色試薬として  Co、ステロイド、ケトオール、チオール、キノンなど

比色波長および定量範囲

17-ヒドロキシコルチコステロイド(λmax=525 nm)、SH(λmax=530 nm)、(1~40 ppm)、ε=3.5×104(600 nm)

参考文献

参考文献を表示する

1) K-C. Tsou, C-S. Cheng, M. M. Nachlas and A. M. Seligman, "Syntheses of Some p-Nitrophenyl Substituted Tetrazolium salts as Electron Acceptors for the Demonstration of Dehydrogenases", J. Am. Chem. Soc., 1956, 78, 6139. 
2) S. S. Karmarkar, A. G. E. Pearse and A. M. Seligman, "Preparation of Nitrotetrazolium Salts Containing Benzothiazole", J. Org. Chem., 1960, 25, 575. 
3) J. E. Sinsheimer and E. F. Salim, "Reactivity of Blue Tetrazolium with Nonketol Compounds", Anal. Chem., 1965, 37, 566. 
4) 永井諄爾, "テトラゾリウム塩の生化学的応用", ドータイトニュースレター, 1965, 13, 2. 
5) E. P. Altmann, "組織切片からニトロ・ブルーホルマザンの定量的溶離", Histochemie, 1969, 17, 319. 
6) 今村寿明, "自然環境における重金属の有害度の順位", ドータイト生化学ニュース, 1973, 12, 6.

取扱条件

規格
性状: 本品は、淡黄色~淡橙黄色粉末で水には僅かに溶け、メチルアルコール等には溶ける。
水溶状: 試験適合
メチルアルコール溶状: 試験適合
融点: 248℃ 以上(分解)
モル吸光係数: 52,500 以上(254 nm 付近)
強熱残分(硫酸塩): 0.20% 以下
鋭敏度: 試験適合
IRスペクトル: 試験適合
取扱条件

製品分類一覧

分類一覧から探す

お探しの検索ワードを入力してください