16 水質分析用

ポナールキット®-ABS

ポナールキット®-ABS

陰イオン界面活性剤(ABS)の簡易測定キット

  • 製品コード
    PK01  ポナールキット®-ABS
容 量 本体価格 富士フイルム
和光純薬
1 set ¥14,400 347-04181
キット内容
1 set [50回用]
・発色試薬錠
・抽出液
・測定用フラスコ
・標準色
・スポイト
・ピンセット
・説明書

50錠 x1
55mL x2
x1
x1
x2
x1
x1

性質

合成洗剤の成分の1つとしてABS(アルキルベンゼンスルホン酸系)などの陰イオン界面活性剤が大量使用されている。これらは河川、湖沼を汚染するため、飲料水源や環境生物への影響が懸念されている。これまで合成洗剤の有無、あるいは量を確認するのに公定分析法であるメチレンブルー法(MB法)が用いられてきたが、MB法は抽出操作を2回繰り返し、抽出相の洗浄操作を必要とすることなど、操作が煩雑で測定時間も長くかかっていた。
ポナールキットR-ABSは、陰イオン界面活性剤測定用として、理想的な性能を持った試薬「Co(III)-5-Cl-PADAP」を錠剤化し、測定操作を簡易にしている。そのため、化学分析の経験の無い方でも、水中の陰イオン界面活性剤を迅速に測定できるキットになっている。
本製品は改良品であり、安全に使用できるように抽出液をベンゼンからアニソール/シクロヘキサン混合溶媒に変更した。抽出液変更による感度の変化はなく、これまでと同様に使用することができる。
*本キットではmg/L=ppmとして表記している。

特 長
1)キットの薬品は発色試薬錠と抽出液であり、取扱いが簡単である。
2)測定操作が簡単であり、化学分析の経験の無い方でも迅速に測定できる。
3)発色感度が高いので、極低濃度の陰イオン界面活性剤でも十分測定できる。

目視法による測定で、0,0.03,0.05,0.1,0.2および0.3 ppmの6段階の測定ができる。これはJISに規定されている同濃度におけるメチレンブルー法による発色感度より、はるかに優れている。

注意事項
1)本キットは主に河川・湖沼水中の極低濃度の陰イオン界面活性剤を測定対象としています。0.3 ppm以上の検水は超純水で希釈して測定して下さい。
2)検水のpHが3~9より外れているときはpH7付近まで中和して測定して下さい。
3)測定器具を洗剤で洗った場合は、十分にすすぎを行って下さい。
4)抽出液の瓶を開封する際は、抽出液が飛び出さないようにゆっくり開封してください。万が一、抽出液が手に付着した場合は、直ちに水道水で洗い流して下さい。

 

図1 ABS測定標準操作法

*注:ご覧になるモニターにより、実際の色合いとは異なる場合がございます。あくまで目安としてご覧下さい。

 表1 共存物の影響

(注1)NaClOが共存すると正常時の発色に比べ、濃い紫色を呈する。
(注2)NaClOが10 ppm共存すると妨害が大きく発色しなくなるが、Na2SO3を約5 mg加えると正常な発色が得られる。

*SDS:ドデシル硫酸ナトリウム(Sodium dodecyl Sulfate)

図2 抽出液変更前後における検量線の比較

参考文献

参考文献を表示する

1) 冨田敬子, 喜多雅一, 近森憲助, 村田勝夫, "河川の自浄作用に関する研究とその教材化", 化学と教育, 2001, 49(6), 364.
2) 三好美恵, 喜多雅一, 冨田敬子, 近森憲助, 村田勝夫, "河川の自浄作用の通年測定と浄化能の強化に関する研究 -愛媛県小田川を例に-", 化学と教育, 2003, 51(3), 190.
3) 喜多雅一,マリア-クラウデット-カルバン, 津村美帆, 米澤義彦, 村田勝夫, "汽水中の微生物による河川の自浄作用-徳島県吉野川汽水域を例として-", 化学と教育, 2004, 52(12), 842.

取扱条件

取扱条件
1.危険物第4類 第1石油類 危険等級Ⅱ, 2.安衛法, 3.火気厳禁 4.保存方法:冷暗所保存,1.危険物第4類 第2石油類 危険等級Ⅲ, 2.安衛法, 3.火気厳禁 4.保存方法:冷暗所保存
PRTR法 第1種指定化学物質
危険・有害
シンボルマーク
炎感嘆符健康有害性環境

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