19 その他の生化学、分析用試薬

2-PDS

2-PDS

分析用試薬: 生体内SH 基の比色定量試薬

  • 製品コード
    P016  2-PDS
  • CAS番号
    2127-03-9
  • 化学名
    2,2'-Dithiodipyridine
  • 分子式・分子量
    C10H8N2S2=220.32
容 量 本体価格 富士フイルム
和光純薬
1 g ¥16,200 346-03431

性質

    2-PDSは弱酸性でのチオール化合物の比色定量に使用される。DTNBとは化学構造は多少異なるが、生体SH基に対しては全く同様の反応をし、pH5で2-Thiopyridoneを生じる。ただ、生成するチオールの吸光度は紫外部にあり、吸収極大はλmax=271 nm(ε=1.04×104)あるいはλmax=343 nm(ε=7.06×103)である。ただ、271 nmの吸収は未反応の2-PDSの吸収と重なるため、実際の定量には使用されない。なお、異性体である4-PDSも同じように使用される。2-PDSは異性体である4-PDSよりもチオール類に対する感度は低いものの、吸収極大が約20 nm長波長側にシフトしているのが特徴である。
    Ueteらはこの反応を利用して、324 nmで血液中でのCholinesteraseの比色定量を行っている。

技術情報

溶解例

500 mg/5 mL(メチルアルコール)

参考文献

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1) D. R. Grassetti and J. F. Murray Jr., "Determination of Sulfhydryl Groups with 2,2'- or 4,4'-Dithiodipyridine", Arch. Biochem. Biophys., 1967, 119, 41.
2) R. E. Humphrey, M. H. Ward and W. Hinze, "Spectrophotometric Determination of Sulfite with 4,4'-Dithiodipyridine and 5,5'-Dithiobis-(2-nitrobenzoic acid)", Anal. Chem., 1970, 42, 698.
3) R. E. Humphrey and W. Hinze, "Spectrophotometric Determination of Cyanide with Organic Disulphides", Talanta, 1971, 18, 491.
4) T. Uete, Y. Miyamoto, M. Ohnishi and N. Shimano, "Spectrophotometric Micromethod for Measuring Cholinesterase Activity in Serum or Plasma", Clin. Chem., 1972, 18, 454.

取扱条件

規格
性状: 本品は、白色~淡黄色結晶性粉末でありメチルアルコールに溶ける。
メチルアルコール溶状: 試験適合
融点: 56~60℃
モル吸光係数: 14,000 以上(235 nm付近)
強熱残分(硫酸塩): 0.10% 以下
IRスペクトル: 試験適合
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