4NA(EDTA・4Na)
キレート試薬
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製品コードN003 4NA(EDTA・4Na)
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CAS番号13235-36-4
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化学名Ethylenediamine-N,N,N',N'-tetraacetic acid, tetrasodium salt, tetrahydrate
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分子式・分子量C10H12N2Na4O8・4H2O=452.23
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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50 g | ¥3,700 | 343-01883 |
500 g | ¥6,600 | 349-01885 |
5 kg | ¥37,700 | 347-01881 |
性質
4NAはEDTAの4ナトリウム塩で、潮解性の強い粉末である。水によく溶け、強いアルカリ性を呈する。滴定溶液の調製には適さないが、金属イオンのマスキング用あるいはEDTAの各種金属塩の製造用として使用される。EDTAは一般に200℃程度まで加熱しても安定で、金属キレートになると250℃程度まで安定といわれる。
よくある質問
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Q
EDTAのNa塩には[4H],[2NA],[3NA],[4NA]がありますが、性能に違いはあるのでしょうか?
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A
pH調整をせずにそのまま使用しますと、性能(キレート力)に違いがあります。
使用時のpHを同じにすれば、EDTAとしての性能は同じになります。それはpHが測定対象となる金属に影響するためです。
それぞれは、化合物の中の'Na(ナトリウム)'の数が異なるため、「水への溶解度」「水に溶かした時のpH」がそれぞれ異なります。
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Q
4NA(EDTA・4Na)は水にどの程度溶解しますか? 他のEDTA類はどうでしょうか?
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A
4NA(EDTA・4Na)の水への溶解度は下記の通りです。
4NA塩 60 g/100 mL (22℃) 61 g/100 mL(80℃)その他の塩は下記の通りです。
・遊離酸(4H) 0.032 g/100 mL(25℃) 0.94 g/100 mL(100℃)
・2NA塩 11.1 g/100 mL(21℃) 27 g/100 mL(98℃)
・3NA塩 46.5 g/100 mL(22℃) 46.5 g/100 mL(80℃)*これらの数値は文献からの参考値となります。
武井信典,分析化学,22,137(1973).
Y.Yoshihiro,I,Iguchi,M.Kojima,K.Mizumachi,Bull.Chem.Soc.Jpn.,31,892(1958).
取扱条件
性状: | 本品は、白色結晶性粉末で水によく溶ける。 |
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純度(滴定): | 98.0% 以上 |
水溶状: | 試験適合 |
pH(25℃): | 10.0~12.0 |
強熱残分(硫酸塩): | 60.0~64.0% |
重金属(Pbとして): | 0.001% 以下 |
鉄(Fe): | 0.001% 以下 |