19 その他の生化学、分析用試薬

D-Luciferin K salt

D-Luciferin K salt

分析用試薬: ルシフェラーゼ用基質

  • 製品コード
    L226  D-Luciferin K salt
  • CAS番号
    115144-35-9
  • 化学名
    (S)-4,5-Dihydro-2-(6-hydroxy-2-benzothiazolyl)-4-thiazolecarboxylic acid, monopotassium salt
  • 分子式・分子量
    C11H7N2O3S2K=318.42
容 量 本体価格
25 mg ¥22,200
100 mg ¥80,200

性質

D-Luciferinはホタル由来の発光基質である。luciferase, ATP, マグネシウム存在下で発光量子収率が0.88であり、化学発光物質として代表的なLuminolの20倍以上である。
D-Luciferinの発光機構は、下に示す通りである。luciferaseによりATPと反応した後、再びluciferaseにより酸化されペルオキシドを生成し、脱炭酸分解の過程で発光する1)

技術情報

用途

D-Luciferin luciferase発光はATPに依存するため、ATPの代謝を基盤として成り立つ細胞活動をモニターでき、細胞増殖や細胞毒性のアッセイに利用されている2)。また、細菌の数と産生するATP量が比例することから、汚染の度合を表わす指標としても用いられている。
また、レポータージーンアッセイにも利用されており3)、遺伝子発現効率を定量的に議論するのに有効とされている。Coenzyme AやADPの添加等による発光の長寿命化が図られるなどして4)、High throughput screening(HTS)などにも応用が広がっている。
 D-Luciferin K saltはD-Luciferinの水溶性を高めたもので、測定に用いる際に簡便に溶解できる。

溶解例

水:約150 mmol/L、Tris Buffer (100 mmol/L, pH7.8):約150 mmol/L、Tricine Buffer (100 mmol/L, pH7.8):約150 mmol/L

参考文献

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1) 鈴木喜隆, "化学と生物", 1980, 18, 169.
2) S. P. M. Crouch, R. Kozolowski, K. J. Slater and J. Fletcher, "The Use of ATP Bioluminescence as a Measure of Cell Proliferation and Cytotoxicity", J. Immunol. Methods, 1993, 160, 81.
3) V.T.Nguyen, M. Morange and O. Bensaude, "Firefly Luciferase Luminescence Assays Using Scintillation Counters for Quantitation in Transfected Mammalian Cells" Anal. Biochem., 1988, 171, 404.
4) S. R. Ford and F. R. Leach, "Improvements in the Application of Firefly Luciferase Assays", Methods Mol. Biol., 1998, 102, 3.

取扱条件

規格
性状: 本品は、淡黄色~黄色粉末である。
純度(HPLC): 98.0% 以上
水溶状: 試験適合
NMRスペクトル: 試験適合
取扱条件
1.保存方法:冷凍,遮光, 2.窒素置換,吸湿注意
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