04 細胞内蛍光プローブ

Ins(1,4,5)P3 (synthetic)

Ins(1,4,5)P<sub>3 </sub>(synthetic)

  • 製品コード
    I007  Ins(1,4,5)P3 (synthetic)
  • CAS番号
    85166-31-0(free acid)
  • 化学名
    D-myo-Inositol-1,4,5-triphosphate, tripotassium salt
  • 分子式・分子量
    C6H12K3O15P3=534.37
容 量 本体価格 富士フイルム
和光純薬
100 μg ¥17,600 347-05781
1 mg ¥42,900 343-05783

性質

生体内情報伝達のメカニズムを解明する研究分野は、様々な展開を遂げている。今日までに単離されているイノシトールリン酸のうち、1,4,5-イノシトール三リン酸(Ins(1,4,5)P3)と1,3,4,5-イノシトール四リン酸(Ins(1,3,4,5)P4)の2つが,細胞内セカンドメッセンジャーとして注目を集めている。
 細胞がレセプターを介して、神経伝達物質、ホルモンなどの物質によって刺激を受けると、まず細胞膜中のホスファチジル-4,5-イノシトール二リン酸が加水分解され、Ins(1,4,5)P3が遊離される。Ins(1,4,5)P3は更に細胞内Ca2+の貯蔵部位(ER)からのCa2+の遊離を促し、プロテインキナーゼCを活性化するセカンドメッセンジャーとして働くものと考えられている。また、Ins(1,4,5)P3の代謝産物であるIns(1,3,4,5)P4もセカンドメッセンジャーとしての重要性が認められている。未知の分野だけに試薬も高純度で構造のはっきりした安価なものが望まれているが、従来からイノシトールリン酸は天然からの単離供給に頼ってきたので、経済的,量的に制限されていた。
 Ins(1,4,5)P3は化学合成品であり、現在市販されている天然由来の物と比較して物性は安定であり活性値も一定している。量的供給が可能になればこの分野での研究に大きく貢献することが期待される。

 

参考文献

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1) M. Hirata, Y. Watanabe, T. Ishimatsu, T. lkebe, Y. Kimura, K. Yamaguchi, S. Ozaki and T. Koga, "Synthetic Inositol Trisphosphate Analogs and Their Effects on Phosphatase, Kinase, and the Release of Ca2+", J. Biol. Chem., 1989, 264, 20303.

取扱条件

規格
性状: 本品は、無色ペレット状である。
薄層クロマトグラフィー: 試験適合
取扱条件
1.保存方法:冷凍,遮光

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