PIPES sesquisodium

生化学用緩衝剤: pH 6.1 - 7.5
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          製品コードGB25 PIPES sesquisodium
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          CAS番号100037-69-2
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          化学名Piperazine-1,4-bis(2-ethanesulfonic acid), sesquisodium salt, monohydrate
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          分子式・分子量C8H16.5N2Na1.5O6S2・H2O=353.36
| 容 量 | メーカー希望 小売価格 | 富士フイルム 和光純薬 | 
|---|---|---|
| 25 g | ¥5,800 | 340-08032 | 
【別名】
PIPES1.5ナトリウム塩、1,4-ピペラジンジエタンスルホン酸セスキナトリウム塩、ピペラジン-1,4-ビス(2-エタンスルホン酸)セスキナトリウム塩
性質
PIPESの1.5ナトリウム塩。PIPESは通常遊離酸の状態であり水にはあまり溶けない(1 g/l, 100℃)が、本品は水によく溶ける。有機溶媒には溶けない。pKa=6.80、pH6.1~7.5の緩衝液を作るのに適する。
技術情報
溶解例
17.67 g/50 ml(水)
よくある質問
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          QGood's Buffersの特長は何ですか? 
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          A-Good’s Buffer特長- 1)水に良く溶け、濃厚な緩衝液が作成できる 
 2)生体膜を透過しにくい
 3)酸解離平衡が濃度、温度、イオン組成の影響を受けにくい
 4)金属イオンとの錯形成能が小さい
 5)化学的に安定で、再結晶による高純度精製が可能
 6)可視、紫外部に吸収を持たないために、目的成分の検出が容易
 最適pH範囲がそれぞれ異なりますので、目的のpHのものをご使用ください。
 
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          Q試薬が容器内で固まっていますが、品質に影響はありますか? 
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          A品質に問題はございません。保存期間中に吸湿等の要因で固まる場合がありますので、金属製の薬さじ等を用いて固まりを崩してご使用ください。 
 なお、容器を振って固まりを崩すと、固まりで容器の内側が削られて、水に溶解した際に不溶物として混入する可能性がありますので、ご注意ください。
 
取扱条件
| 性状: | 白色結晶性粉末 | 
|---|---|
| 純度(滴定,乾燥物換算): | 99.0% 以上 | 
| 水溶状: | 試験適合 0.035 以下(300 nm) | 
| pH(25℃): | 6.7~7.3 | 
| 乾燥減量(110℃): | 7.0% 以下 | 
| 強熱残分(硫酸塩): | 27.0%~31.0% | 
| 重金属(Pbとして): | 0.0005% 以下 | 
| 鉄(Fe): | 0.0005%以下 | 
| IRスペクトル: | 試験適合 | 
 
               
            



 
           
        


