CHES

生化学用緩衝剤: pH 8.6 - 10.0
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          製品コードGB07 CHES
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          CAS番号103-47-9
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          化学名N-Cyclohexyl-2-aminoethanesulfonic acid
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          分子式・分子量C8H17NO3S=207.29
| 容 量 | メーカー希望 小売価格 | 富士フイルム 和光純薬 | 
|---|---|---|
| 25 g | ¥5,600 | 342-04692 | 
【別名】
2-シクロヘキシルアミノエタンスルホン酸、2-(シクロヘキシルアミノ)エタンスルホン酸
性質
水に溶ける。pKa=9.5、pH8.6~10.0の緩衝液を作るのに適する。
技術情報
溶解例
10.37 g/50 ml(水)
よくある質問
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          QGood's Buffersの特長は? 
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          A-Good’s Buffer特長- 1)水に良く溶け、濃厚な緩衝液が作成できる 
 2)生体膜を透過しにくい
 3)酸解離平衡が濃度、温度、イオン組成の影響を受けにくい
 4)金属イオンとの錯形成能が小さい
 5)化学的に安定で、再結晶による高純度精製が可能
 6)可視、紫外部に吸収を持たないために、目的成分の検出が容易最適pH範囲がそれぞれ異なりますので、目的のpHのものをご使用ください。  
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          QCHESの調製方法を教えてください。 
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          A<試薬> 
 ①0.1mol/l CHES 溶液
 CHES 20.729 gを純水300~400 ml に完全に溶解した後、
 純水で全容1000 ml とする。②0.1 mol/l NaOH溶液 
 NaOH 4 gを純水200~300 ml に溶解した後、
 純水で全容1000 ml とする。
 <pH調製>
 ①液25 ml に②液をそれぞれ加えると下記のpH(20℃)が得られる。 *希望の濃度やpHに調製する際はpHメーターを用いてください。 
 *緩衝液中にNaを入れたくない場合は、KOHなどをご使用下さい。*プロトコル集にも「Good's buffer調整法」としてpdfファイルがございます。 
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          Q試薬が容器内で固まっていますが、品質に影響はありますか? 
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          A品質に問題はございません。保存期間中に吸湿等の要因で固まる場合がありますので、金属製の薬さじ等を用いて固まりを崩してご使用ください。 
 なお、容器を振って固まりを崩すと、固まりで容器の内側が削られて、水に溶解した際に不溶物として混入する可能性がありますので、ご注意ください。
取扱条件
| 性状: | 白色結晶性粉末 | 
|---|---|
| 純度(滴定): | 99.0% 以上 | 
| 水溶状: | 試験適合 0.025 以下(300 nm) | 
| 乾燥減量(110℃): | 0.20% 以下 | 
| 強熱残分(硫酸塩): | 0.10% 以下 | 
| 重金属(Pbとして): | 0.0005% 以下 | 
| 鉄(Fe): | 0.0005% 以下 | 
| IRスペクトル: | 試験適合 | 
 
               
            



 
           
        


