ES/iPS Differentiation Monitoring Kit - Human Endoderm

内胚葉分化モニターキット
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製品コードES01 ES/iPS Differentiation Monitoring Kit - Human Endoderm
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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96 tests | ¥- | 販売を終了いたしました |
96 tests | ・Coated 96-well Strip Plate ・Standard ・Reagent A ・Reagent B ・Washing Buffer ・Storage Buffer ・Substrate Solution ・Plate Seal |
×1 ×1 ×1 ×1 ×1 0.5 mL ×1 10 mL ×1 ×3 |
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性質
胚性幹細胞または多能性幹細胞(ES/iPS細胞)は、三胚葉(内胚葉、中胚葉、外胚葉)を経由し様々な細胞へ分化する。本キットを用いて培養上清中のマーカータンパク質を検出することで、ES/iPS細胞から分化した内胚葉細胞の分化度を測定することができる。このマーカータンパク質は内胚葉マーカーであるSox17、Foxa2二重陽性細胞率と相関する。本キットでは培養上清中のマーカータンパク質をELISA(Enzyme-Linked ImmunoSorbent Assay)法により検出するため、細胞を損なわず継続培養しながら分化の状態をモニターすることが可能である。また、多検体の測定に用いることができるので、分化誘導剤などの薬剤スクリーニングにも有用である。
本製品は熊本大学発生医学研究所との共同研究成果です。
技術情報
図 ヒトiPS細胞を用いた分化日数毎の培養上清中のマーカータンパク質量(A)と内胚葉細胞の割合(Sox17, Foxa2二重陽性細胞) (B)の関係
(A)分化日数毎の培養上清中のマーカータンパク量(ng/mL)
(B)分化日数毎の内胚葉細胞の割合(%)
参考文献
H. Iwashita, N. Shiraki, D. Sakano, T. Ikegami, M. Shiga, K. Kume, S. Kume, PloS ONE., 2013, 8(5): e64291.
よくある質問
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Q
0.2 mol/L 硫酸の調製方法を教えてください。
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A
純水に濃硫酸を加え、0.2 mol/L 硫酸に希釈してください。
濃硫酸に純水を加えると飛散する恐れがあり危険ですので、ご注意ください。例)95% 濃硫酸から、0.2 mol/L 硫酸を10 mL 調製する場合
純水8 mL に 95% 濃硫酸112 μL 加えた後、純水で全量を10 mLにして下さい。
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Q
Stop Solution を添加し反応停止後、すぐに測定しないといけませんか?
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A
Stop Solution を添加後、1時間以内に吸光度を測定して下さい。
時間が経つと発色が弱くなっていきます。
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Q
培養上清サンプルを数日分まとめて測定したいと思います。サンプルの保存は可能ですか?
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A
冷凍での保存は可能です。
培養上清をそのまま-20℃で保存した際、1ヶ月間は測定値に変化がなかったという実績がございます。
取扱条件
保存条件: 冷蔵 |