Coelenterazine-WS

カルシウムの発光検出試薬
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製品コードC397 Coelenterazine-WS
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化学名Coelenterazine beta-Cyclodextrin complex
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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1 mg | ¥- | 販売を終了いたしました |
性質
セレンテラジンを発光部分として持つ発光タンパク質エクオリンは、カルシウムイオンと特異的に結合して発光するため、細胞内カルシウムイオンの発光分析法として広く用いられている。しかしながら、セレンテラジンは中性のpH領域にいて水溶性が低く、またそれ自身脂溶性が高いため細胞表面への吸着がみられるなど、細胞系で使用する場合に幾つかの問題点があった。Coelenterazine-WSは、セレンテラジンに包接化合物を添加して水溶性としたもので、中性領域における水溶性が飛躍的に向上し、そのため種々のバッファー溶液にも容易に溶解することができる。更に、細胞への導入が容易になることにより、エクオリンの発光性能を増加することができる1)。
【注意】
本品は、通常、チューブ底面にフィルム状に付着した状態となっております。
稀に、輸送中の振動等により本品がチューブ底面から外れ、チューブ壁面やキャップ裏に付着している場合がございます。
内容物を下に落としてから開封をしてご使用ください。
ご不明な点がございましたら、小社カスタマーリレーション部までお問合せください。(Free Dial:0120-489-548)
マニュアル
参考文献
1) K. Teranishi and O. Shimomura, "Solubilizing Coelenterazine in Water with Hydroxypropyl-β-cyclodextrin", Biosci. Biotech. Biochem., 1997, 61, 1219 .