11 イオン電極用試薬

Bisthiourea-1

Bisthiourea-1

イオン電極用試薬―イオノフォア

  • 製品コード
    B432  Bisthiourea-1
  • CAS番号
    187404-67-7
  • 化学名
    2,7-Di-tert-butyl-9,9-dimethyl-4,5-bis(N'-n-butylthioureido)xanthene
  • 分子式・分子量
    C33H50N4OS2=582.91
容 量 本体価格
  ¥特注品

性質

    塩化物イオン用イオノフォアである。
    塩化物イオンの簡便な測定法として、イオン選択性電極を用いる方法が広く用いられている。しかし、従来法による塩化物イオン選択性電極の選択性はHofmeister序列によって支配され、脂溶性の高い陰イオンに塩化物イオンの測定値が妨害を受けるという問題があった。梅澤らは、塩化物イオンの新しいニュートラルキャリア型イオノフォアとして、二つのチオ尿素基を基本骨格に持つBisthiourea-1を開発した。塩化物イオンは水素結合の良い受容体であり、一方配位子となる二つのチオ尿素基の骨格にある合計4つのNH基は水素結合供与体として働くことから、水素結合を形成して塩化物イオンと錯体を形成することが可能である。Bisthiourea-1は塩化物イオンと1:1で錯体を形成し、その安定度定数は840(mol/L)-1(DMSO-d6中)である。また、塩化物イオン濃度が10-5~10-2 mol/Lで直線的にネルンスト応答し、測定限界は(6.5±3.0)×10-6 mol/Lであることが確認されている。従来型のものよりも、他イオンに対する塩化物イオンの選択性も向上し、測定誤差が少なく、濃度測定の正確さにおいても信頼性の高いものとなっている。
    使用方法はプロトコルをご覧ください。

マニュアル

はじめての抗体標識プロトコル

死細胞数を測りたい(吸光測定)

Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST を用いた細胞毒性試験の例を紹介

お役立ち情報

技術情報

溶解例

50 mg/mL(テトラヒドロフラン)

参考文献

参考文献を表示する

    1) K. P. Xiao, P. Buhlmann, S. Nishizawa, S. Amemiya and Y. Umezawa, "A Chloride Ion-Selective Solvent Polymeric Membrane Electrode Based Forming Ionophore", Anal. Chem., 1997, 69(6), 1038.
    2) P. Buhlmann, S. Nishizawa, K. P. Xiao and Y. Umezawa, "Strong Hydrogen Bond-Mediated Complexation of H2PO4- by Neutral Bis-Thiourea Hosts", Tetrahedron, 1997, 53(5), 1647.

取扱条件

製品分類一覧

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