15 比色試薬/金属指示薬

Bathophenanthrolinedisulfonic acid, disodium salt

Bathophenanthrolinedisulfonic acid, disodium salt

比色試薬/金属指示薬

  • 製品コード
    B004  Bathophenanthrolinedisulfonic acid, disodium salt
  • CAS番号
    98645-86-4
  • 化学名
    4,7-Diphenyl-1,10-phenanthrolinedisulfonic acid, disodium salt
  • 分子式・分子量
    C24H14N2Na2O6S2=536.49
容 量 本体価格 富士フイルム
和光純薬
100 mg ¥4,400 348-00191
1 g ¥21,800 344-00193

性質

Bathophenanthrolinedisulfonic acid, disodium saltは鉄(II)と赤橙色キレートを形成することより、鉄の比色試薬として使用される。
 水にはよく溶け、有機溶媒には溶けない。酸解離定数はpKa1=2.83,pKa2=5.20である。錯生成の挙動は、Bathophenanthrolineと似ているが、水溶性なので血液など水溶性試料中の Fe2+の比色定量に適する(吸収極大:λmax=535 nm,モル吸光係数:ε=2.24×104,安定度定数:logβ3=22.3)。1.0 mol/L H2SO4水溶液中FeL32+⇔FeL33+システム(L:Bathophenanthrolinedisulfonic acid, disodium salt)での標準酸化還元電位は1.09Vであり、赤→淡青色の変色がみられる。

応用可能な金属
Fe2+

比色条件
Fe2+(535 nm,ε=2.24×104,0.25~4.0 ppm)、Cu(483 nm,ε=1.23×104

応用例
血清中の鉄の定量
1) 血清 2 mLを長さ約10 cmの試験管に取り、1 mol/L HCl 1 mLを加えよく攪拌する(血清試料は0.2 mL程度でも測定することは可能である。その場合、以後の各試薬は適量に調製すること)。
2) 80~95℃の熱湯に約2分間つける。高度溶血の場合以外は冷却することなく、トリクロロ酢酸水溶液 1 mL加え、十分攪拌して蛋白凝塊を細分する。
3) 直ちに遠心分離する(2,000 rpm, 約10分間)。
4) 上澄液2 mLをとり、アスコルビン酸水溶液(0.16 g/100 mL)の10倍希釈液または塩酸ヒドロキシルアミン水溶液(4 g/100 mL)1 mLを加えよく攪拌する。
5) 本品水溶液(67 mg/100 mL)および酢酸ナトリウム水溶液(30 g/100 mL)1 mLを加えれば直ちに赤色に発色する。試薬水溶液の濃度は鉄1,000 μg/100 mLを標準にしているので、試料中の鉄の量に応じ適宜減量してよい。
6) 発色後10分~1時間の内に535 nmの吸光度測定を行う。ブランク は血清の代りに水を用いて同様に操作する。
なお、血清鉄と共に総鉄結合能および不飽和鉄結合能が、臨床診断によく用いられている。

技術情報

溶解例

53.6 mg/100 mL(水), 34 mg/3 mL(水)→50 mL(30%酢酸ナトリウム溶液)

取扱条件

規格
性状: 本品は、白色~淡紅色又は淡褐色粉末であり水に溶ける。
水溶状: 試験適合
酢酸ナトリウム水溶状溶状: 試験適合
吸光度(鉄ブランク): 0.010 以下(535 nm)
吸光度(鉄錯体): 0.500 以上(535 nm付近)
IRスペクトル: 試験適合
取扱条件

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