Amine Coupling Kit
Self Assembled Monolayer(SAM)研究用キット
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製品コードA515 Amine Coupling Kit
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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2 ml x 4 | ¥32,000 | 340-91501 |
2 ml x 4 | [2ml x 4] WSC NHS Activation Buffer Reaction Buffer Blocking Solution |
4 tubes 4 tubes 20 ml x 1 10 ml x 1 20 ml x 1 |
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性質
<One-shot type>
タンパク質やアミノ基を有する低分子を金電極やSPR、QCM等のセンサ基板上に固定化する方法のひとつとして、アミンカップリング法があげられる。アミンカップリング法は金表面上に形成したSAMs(Self-Assembled Monolayers)等のカルボキシル基を活性エステル化し、アミノ基を介してタンパク質を固定化する方法である(図)。
本キットには、アミンカップリングを行うための試薬およびバッファー類がすべて含まれており、簡便にカルボン酸表面上へのタンパク質固定化を行うことができる。本キットに含まれる1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド (WSC)とN-ヒドロキシこはく酸イミド (NHS)は、あらかじめ少量小分けされており、付属のBufferを添加し、それぞれを混合するだけで活性化溶液を調製することができる。タンパク質等の固定化や未反応の活性エステルをブロックするための溶液も含まれており、本キットを用いればカルボン酸の活性化、タンパク質等の固定化、そ/してブロッキングまでの操作すべてを行うことができる。1回のカルボン酸の活性化にNHS/WSC混合溶液を0.2 ml使用した場合、本キットでタンパク質等の固定化基板の調製をおよそ40回行うことが可能である。
図 アミンカップリング法によるカルボキシル基の活性エステル化とタンパク質の固定化およびブロッキングの概要
技術情報
溶解例
100 mmol/L NHS溶液: NHS 1 tubeを付属のActivation Buffer 1 mLで溶解
100 mmol/L WSC溶液: WSC 1 tubeを付属のActivation Buffer 1 mLで溶解
取扱条件
保存条件: 冷蔵 |