Amino-EG6-undecanethiol, hydrochloride
Self Assembled Monolayer(SAM)研究用試薬
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製品コードA483 Amino-EG6-undecanethiol, hydrochloride
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CAS番号496839-01-1(free base)
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化学名20-(9-Mercaptononyl)-3,6,9,12,15,18-hexaoxaeicosane-1-amine, hydrochloride
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分子式・分子量C23H50ClNO6S=504.16
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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10 mg | ¥52,000 | 345-08401 |
性質
<Amino-EG6 type>
オリゴエチレングリコールを有するSAMsはタンパク質などの非特異吸着防止に非常に効果が高いことが報告されており1)、SPRやQCM等のバイオセンサーでよく利用されている。
末端官能基としてアミノ基を有するタイプは、金電極、SPRおよびQCMなどの金基板表面に、カルボキシル基を有するタンパク質、ペプチド、リガンド等を導入する際に有用である。また、二価性試薬を結合してマレイミド基を導入し、SH基を導入したDNAの固定2)や、システインを導入したペプチド3)の固定にも利用されている。グルタルアルデヒドをシッフ塩基で結合し、タンパク質を固定化した報告もある4)。
非特異吸着の防止には、末端水酸基の誘導体との混合SAMsの利用が効果的である5)。アルキル鎖長が異なると混合SAMの均一性が悪くなる可能性があるため、アルキル鎖の長さを揃えてご利用いただきたい。
技術情報
注意事項
・本製品を粉末の状態で取り出し使用する場合、性状の性質上、静電気等の要因で容器内に付着し、取り出しにくい場合があります。
・容器内に付着し、取り出せなかった粉末に関しては、使用する溶媒を容器に入れ、溶かし出して使用してください。
溶解例
10 mmol/l (水, Methyl alcohol, Chloroform, Ethyl alcohol, Tetrahydrofuran)
参考文献
1) C. Pale-Grosdemange, E. S. Simon, K. L. Prime and G. M. Whitesides, Anal. Chem., 1999, 71, 777.
2) M. Kyo, K. Usui-Aoki, H. Koga, Anal. Chem, 2005, 77, 7115.
3) G. B. Sigal, M. Mrksich and G. M. Whitesides, J. Am. Chem. Soc., 1998, 120, 3464.
4) Y. Li, H. J. Lee and R. M. Corn, Nucleic Acids Research, 2006, 34, 6416.
5) 三浦 佳子, 米澤 徹, Dojin News, 2005, 113, 1.
取扱条件
性状: | 本品は、白色~淡黄色固体で、わずかに臭気がある。 |
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純度(HPLC): | 90.0% 以上 |
NMRスペクトル: | 試験適合 |
保存条件: 冷凍 , 取扱条件: 窒素置換,吸湿注意 |