9月26日発売予定
・試薬を加えてインキュベートするだけの簡単操作
・マイクロプレートアッセイ(比色法)により多検体測定が可能
・汎用フィルター(450 nm)に対応
グルタミンはがん細胞におけるエネルギー源の 1 つであり、グルタミン酸はタンパク質およびグルタチオンの生合成に使用されています。がん細胞においては、グルタミノリシスが亢進しており、グルタミンから誘導されるグルタミン酸は細胞のレドックス制御に大きく関与しています。Glutamine Assay Kit-WST 及び Glutamate Assay Kit-WST は、グルタミンとグルタミン酸を簡便に定量することができます。
A549 細胞を 6 穴プレートに播種し、培養時間に伴う細胞培養上清中のグルタミン濃度の変化を Glutamine Assay Kit を用いて測定し、グルタミン酸濃度の変化を Glutamate Assay Kit を用いて測定した。
エラスチン処理により、シスチン/グルタミン酸トランスポーター(xCT)を阻害すると、鉄依存性細胞死であるフェロトーシスが
誘導されることが知られている。エラスチン処理した A459 細胞において、グルタミン酸の放出量及び細胞内グルタチオン量を確認し
たところ、エラスチン処理した細胞はグルタミン酸放出量が減少し、シスチンの取り込みが阻害されたことにより、グルタチオン量が
減少する結果が得られた。
品名 | 容量 | 希望納入価格(¥) | メーカーコード |
---|---|---|---|
Glutamine Assay Kit-WST | 100 tests | 55,000 | G268 |
Glutamate Assay Kit-WST | 100 tests | 50,000 | G269 |