トップページ > ドージンニュース > Vol.167 > Commercial 6: グルコース定量キット
commercial

グルコース定量キット

<細胞を用いた評価例>
新製品

 グルコーストランスポーター阻害剤である Phloretin を Jurkat 細胞に添加し、培養後の上清を用いて、培地中のグルコース量と乳酸量を測定しました。
 その結果、 Phloretin 添加によりグルコースの取り込みが阻害され、培地中のグルコース量は増加、乳酸量は減少する結果が得られました。

 

 解糖系の阻害剤である 2-Deoxy-D-glucose(2-DG) を添加し NAD /NADH を定量しました。

 抗がん剤である Doxorubicin(DOX) を添加し NADP+/NADPH を定量しました。
 その結果、 2-DG を添加すると、解糖系が阻害され、 NAD /NADH の比率が増加しました。  その結果、 DOX 添加により NADP /NADPH が増加しました。これは、 ROS 消去により減少したグルタチオン酸化型 (GSSG) を還元する機構が働き NADPH の消費量が増えたことによるものと考えられます。
※ DOX 処理による ROS 発生と消去機構の詳細は小社 HP よりご覧いただけます。
実験の詳細は小社 HP よりご覧いただけます。
ページの上部へ戻る