新製品 長鎖アルキルチオール類
小社ではこれまで、金属基板修飾用のアルキルチオール類として、末端官能基がアミノ基と水酸基のものについてはアルキル鎖が6、8、11、末端官能基がカルボキシル基のものについてはアルキル鎖が5、7、10のものを販売しておりましたが、この度、それぞれ16、15のアルキル鎖をもつ長鎖アルキルチオール類をラインアップに追加致しました。アルキル鎖長はSAMsの特性に大きく影響を与える因子の1つで、アルキル鎖長が長いほど安定なSAMsが形成されることが知られています。
16-Amino-1-hexadecanethiol,hydrochlorideはこれまで市販されていなかったことから、論文報告は殆どありませんが、SAMs上へのDNAや抗原の固定化に有用であると期待されます。
15-Carboxy-1-pentadecanethiolは古くからタンパク質の固定化などに利用されていますが、小社の長鎖アルキルチオール類は他社品に比べ高純度であることから(Fig.1)、より欠陥の少ないSAMsの作製に適していると期待されます。16-Hydroxy-1-hexadecanethiolはアミンやカルボン酸末端の長鎖アルキルチオールと共に用いることで、非特異吸着の少ないSAMsの作製に有用です。
Fig.1 15-Carboxy-1-pentadecanethiolの他社品との比較クロマトグラム。検出:230 nm。
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品名 |
容量 |
価格(¥) |
コード |
16-Amino-1-hexadecanethiol, hydrochloride |
10 mg 100 mg |
16,000 48,000 |
A458 A458 |
15-Carboxy-1-pentadecanethiol |
10 mg 100 mg |
13,000 39,000 |
C429 C429 |
16-Hydroxy-1-hexadecanethiol |
10 mg 100 mg |
13,000 39,000 |
H394 H394 |
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