G6PD Assay Kit改良品発売のお知らせ（5月初旬発売予定）

　G6PD異常症(G6PD Deficiency)とは、グルコース6リン酸脱水素酵素(G6PD)の活性が著しく低いため、酸化作用を防御する還元型グルタチオン(GSH)の補充が不十分となり、ヘモグロビンの変性によるHeinz小体の形成、細胞膜の透過性異常の結果、主として血管内溶血をきたす疾患です。G6PD異常症患者は、平素は無症状ですが、マラリア薬として使用されているプリマキンを服用すると、溶血性貧血を引き起こします。従って、マラリア流行地域における住民のG6PD異常症診断は、大変重要な課題となっております。近年、日本国内においても薬剤投与などによる溶血性貧血を起こす原因として注目されてきております。
　今回、ヘミ欠損、ヘテロ欠損がさらに容易に確認できるように改良を加えました。これまで以上に簡便にご使用いただけます。
＊改良品の発売に伴い、旧製品(G6PD Assay Kit)は販売中止とさせていただきます。ご了承ください。

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