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新製品
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Amino-EG6-undecanethiol, hydrochloride![]() |
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固体表面に種々の分子を配向・集積させる方法の一つである自己組織化法は、簡便に高密度・高配向な自己組織化単分子膜(Self Assembled Monolayers:SAMs)を構築することができるため、研究・応用が活発に行われています。特に、末端にチオールを有する化合物は金表面と反応してAu-S結合し、安定なSAMsを形成することから汎用されています。
SAMsの性質は、そのアルキル鎖長や末端の官能基、主鎖の親水性などにより変化し、多彩な機能を固体表面に導入することが可能であり、表面プラズモン共鳴(SPR)や水晶振動子マイクロバランス(QCM)など、金属板を利用するセンサーに広く用いられております。
SPRやQCMを用いた測定においては、特異的吸着と非特異的吸着を区別することが困難であるため、非特異的吸着を抑制することが重要となります。
近年、蛋白質等の表面固定化にオリゴエチレングリコールを導入したSAMs試薬が頻繁に用いられています。オリゴエチレングリコールには蛋白質や細胞をはじめとする生体分子の吸着を抑制する効果があるためで、Whitesidesをはじめ様々な研究者により、その効果が実証されております1〜3)。
上記のAmino-EG6-undecanethiol,hydrochlorideはエチレングリコール部位と末端にアミノ基を有しており、カルボキシル基を持つタンパク質、ペプチド、リガンド等を導入する際に有用で す。
末端アミノ基を有するSAMsの使用例としては、二価性試薬であるSSMCCを用いて末端をマレイミド基に変換し、チオールを導入したDNAを固定化することによりDNA arrayを構築でき、SPRを用いたタンパク-DNA間相互作用のイメージングなどが可能となります 4)。
また、活性エステル化したBiotinを導入することで、Avidinとの親和性を利用した生体物質の固定化や、金ナノ粒子の表面修飾及びバイオセンシングへの応用が期待されます5)。
小社のSAM試薬は高純度であり、単分子膜形成を阻害する可能性が有る不純物をほとんど含んでいません。
参考文献
1) C. Pale-Grosdemange, E. S. Simon, K. L. Prime and G. M. Whitesides, Anal. Chem., 1999, 71, 777-790.
2) M. Kyo, K.Usui-Aoki, H. Koga, Anal. Chem., 2005, 77, 7115-7121.
3) G. B. Sigal, M. Mrksich and G. M. Whitesides, J. Am. Chem. Soc., 1998, 120, 3464-3473.
4) Y. Li, H. J. Lee and R. M. Corn, Nucl. Acids Res. 2006, 34, 6416-6424.
5) 三浦 佳子, 米澤 徹, Dojin News, 2005, 113, 1-8.
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品名 | 容量 | 本体価格(¥) | メーカーコード |
---|---|---|---|
Hydroxy-EG3-undecanethiol | 10 mg | 14,400 | H354 |
100 mg | 36,000 | H354 | |
Hydroxy-EG6-undecanethiol | 10 mg | 18,000 | H355 |
100 mg | 38,800 | H355 | |
Carboxy-EG6-undecanethiol | 10 mg | 24,000 | C445 |
100 mg | 60,000 | C445 |
上記以外にも、オリゴエチレングリコールを導入していないタイプとして
・ Amine type
・ Carboxyl type
・ Carboxy disulfide type
・ NHS ester type
・ Ferrocenyl type
・ N-Fmoc-Amino type
・ Hydroxyl type
・ NTA type
をご用意いたしております。
詳しくは、小社カタログ、HPにてご覧ください。
品名 | 容量 | 本体価格(¥) | メーカーコード |
---|---|---|---|
Amino-EG6-undecanethiol, hydrochloride | 10 mg | 38,000 | A483 |
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