新製品
・ 高純度なDNAを高い回収率で得られる。
・
フェノール、クロロホルムなど有害な有機溶媒を使用しない。
・
スピンカラムを使わないため各種スケールに対応でき、大量のサンプルを一度に処理できる。
・ 回収したゲノムDNAのA260/A280値は1.7〜1.9となり、様々なアプリケーションにそのまま使用可能。
・ 1 sampleあたり¥143と低コスト。
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キットには酵素類が含まれており別途準備する必要がない。
本キットは冷蔵(0〜5℃)で保存して下さい。
ゲノム解析法の一つであるサザンブロット法、ゲノムライブラリーの作製、およびPCRには、高純度のゲノムDNAを簡便かつ短時間に抽出することが求められます。本キットは、@サンプルを溶解する、A溶解液からRNAおよびタンパク質を除く、Bエタノール沈殿によりDNAを回収する、という3ステップで、高純度のゲノムDNAを簡便に抽出できます。本キットは、フェノール/
クロロホルムを必要としませんので抽出したDNAは制限酵素反応、PCR反応等にそのまま使用できます。
Q1 「Get pureDNA Kit-Cell, Tissue」で抽出できるサンプル量と回数はどのくらいですか。
A1 培養細胞3x106〜1x107 cells、動物組織25〜30 mg (肝・腎・心臓等)、マウス尾0.5〜1.0 cmのとき1キットで200回抽出できます。また培養細胞1x106〜3x106 cellsからの抽出は400回抽出できます。
Q2 ゲノムDNAの純度と回収量はどのくらいですか。
A2 どのサンプルもA260/A280は1.7〜1.9になります。回収量はサンプルの種類によっても異なりますので下表をご参照ください。
Sample | Recovery(μg) | A260/A280 |
HeLa cell(1x107 cells) | 80 〜 120 | 1.7〜1.9 |
HL60 cell(1x107 cells) | 40 〜 60 | 1.7〜1.9 |
Mouse liver(25〜30 mg) | 40 〜 100 | 1.7〜1.9 |
Mouse brain(25〜30 mg) | 20 〜 40 | 1.7〜1.9 |
Mouse tail(0.5〜1 cm) | 40 〜 60 | 1.7〜1.9 |
Whole blood(200μl) | 3 〜 10 | 1.7〜1.9 |
Q3 「Get pureDNA Kit-Cell, Tissue」を使って全血からのDNA抽出はできますか。
A3 可能です。但し、使用前に一旦PBS(-)にて血球層を洗浄してからご使用ください。
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Lane 1 : λDNA/Hind III Lane 2〜5 : mouse heart DNA Lane 6〜9: mouse kidney DNA Lane 2, 6: undigested Lane 3, 7: BamH I-digested Lane 4, 8: EcoR I-digested Lane 5, 9: PstI-digested 0.8% Agarose, 100V, 60 min |
マウス組織からの抽出DNAとその制限酵素消化反応 |
品名 | 容量 | 価格(¥) | メーカーコード |
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Get pureDNA Kit-Agarose | 200 samples | 15,000 | GK01 |
Get pureDNA Kit-Blood | 200 samples | 28,500 | GK02 |
Get pureDNA Kit-Cell,Tissue | 200 samples | 28,500 | GK03 |