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花しょうぶ

アヤメ科の植物で江戸系・肥後系・伊勢系の3種があり、6月頃美しい花を咲かせます。

江戸時代後期 肥後藩主 細川斎公(なりもり)が江戸より持ち帰り、

「花の心のわかる武士であれ」と家臣に諭し品種改良を命じたといわれる肥後しょうぶ。

門外不出とされたため、一般にひろまったのは昭和以降で、戦後は花しょうぶの主流を占めています。

優雅な大輪の花で、花弁が大きく、豪華で堂々とした風格があります。

ちなみに、端午の節句でおなじみの菖蒲湯に使う「菖蒲」はサトイモ科の植物です。

 

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